男里川定例探鳥会の報告:平成23年度下半期

平成24年3月24日(土)

天候:晴れ

8名

観察種数:32

  • 強風が吹きつけ、海上には白波が立ち、防波堤を越える波が打ち寄せる。その為か、海上には野鳥の姿はなくカモやカモメ類は河口に避難。
  • そんな中白い塊が河口を飛び交う。強風の中、必死に望遠鏡を覗くとハマシギとシロチドリの群れ。カウントするとハマシギは110羽。シロチドリは70羽。
  • 水際には緑色の藻類も繁茂しだし、干潟は春の兆しが感じられる。
  • 来月になるとチュウシャクシギなど中型のシギ類も飛来し、カニたちの活動も活発になり、男里は生き物たちで賑わうだろう。

平成24年2月25日(土)

天候:雨

観察種数:

  • 雨天中止

平成24年1月28日(土)

天候

観察種数:31

  • 清掃工場の煙突の中段にハヤブサが止まっている。全体的に茶色ぽく、胸に縦斑が見られることから若鳥。
  • ハヤブサの影響か野鳥の姿は少ない。暫しハヤブサを観察した後、上流に向かうと直ぐにイソヒヨドリの若オスが出現。人を恐れるような様子は全くなく、愛嬌を振りまいてくれる。
  • マンションのアンテナにはチョウゲンボウの姿も。
  • 昼前にはカモも沢山集まって来て、男里では珍しいハシビロガモやヨシガモ、オカヨシガモも見られた。
  • 鳥合せが終わってもハヤブサは煙突に止ったままの状態だった。

平成23年12月24日(土)

天候

観察種数:30

  • 12月初めより清掃工場の煙突にハヤブサが居付いており、主にユリカモメがエサに狙われているためか、大型のカモメ類は多く見られたが、ユリカモメの姿は全く見られず。
  • また、河川敷に堆積した土砂の撤去工事も始まっており、繁茂していた樹木が伐採され、ダンプカーが頻繁に走行しているためか、野鳥の姿は少なく少し淋しい感じがした。

平成23年11月26日(土)

天候

観察種数:28

  • 出発早々、上空をミサゴが舞う。海岸ではウミアイサとカンムリカイツブリが浮かぶ。
  • 今月はカモやカモメ類の個体数がかなり多い。今年もズグロカモメが飛来している。
  • カモメ類の群れは水面に浮かんだり、水際で休息しているが、ズグロカモメだけは飛び回りカニを捕まえている。
  • カニを捕まえると、他のカモメ類の群れとは離れた所で、カニの足をもぎとり、食べている。その様子はキアシシギなどとまるで同じ。
  • 食べ終わるとまたカニを捕まえては食べる。今日はズグロカモメの行動をじっくりと観察しました。

平成23年10月22日(土)

天候

観察種数:26

  • 集合時間には雨も上がり、時たま日差もうかがえる。海辺からは心地良い浜風が頬を過ぎる。
  • 最初に出迎えてくれたのは、メスのイソヒヨドリ。
  • しかしシギやチドリは既に通過してしまったのか種類・個体数とも少なくなり、代わってモズやヒドリガモ、コガモなど冬鳥の姿が見られるようになったが、少し淋しい感じがした。
  • 逆にシギやチドリが少なくなった干潟はカニ達で大賑わい。
  • 特に赤いハサミ足を振り回しメスに求愛するシオマネキのオスが一際目を引いた。