2018/1/30(火)/京都御苑+下鴨神社参拝「御苑」と「糺(ただす)の森」の巨樹と野鳥/天候:晴/参加者28名/観察種数37種/鳥合わせ
京都御苑は楽しい巨樹・珍木のオンパレード、①アオバズクの巣穴があるクスノキ、②幹周り570㎝と苑内NO1のイチョウ、③クロマツの切り口で大きくなって共存しているエノキ、④エノキと隣り合わせでくっついているが合着していないオガタマノキ、⑤松の木にそだったヤマザクラなどを観察した。
今の季節、御苑や糺の森に多い鳥はイカル、餌になるエノキ・ムクノキが多いことによると説明しながら、木と鳥の関係も説明した。
下鴨神社への途中、京阪出町柳駅近くの賀茂川・高野川合流点にいたカワアイサは、大阪では稀な鳥なのでゆっくり見てもらった。
更に下鴨神社・糺の森は、賀茂川・高野川合流点の扇状地に残った自然林であり、120年前に植樹された人工林の京都御苑とは異なることを、見てもらった。
京都御苑・下鴨神社(糺の森)で巨樹・珍木と野鳥を見る観察会、寒い日に参加していただいた多数の人に37種もの鳥が出てくれた。
参加リーダー:平
2017/11/21(火)/万博公園の「木の実と鳥」+国立民族学博物館/天候:晴/参加者29名/観察種数20種/鳥合わせ
木の実と鳥の関係が最も良く観察できる季節であるが、思いのほか木の実に鳥が来てくれなかった。エノキ・クロガネモチ・ムラサキシキブなど色のついた液果、イロハモミジ・コノテガシワなど、野鳥が食べる木の実を10種以上を試食してもらった。昼食時にアトリ50羽ほどの群れが頭上のアキニレに来てくれたのでほっとした。
午後からはカナダから国立民族学博物館に来日中で、大阪支部むくどり会員のスコットさんに、民博特別展「自然のこえ 命のかたち-カナダ先住民の生みだす美」を案内してもらい、カナダ先住民が描いた鳥の絵や版画なども鑑賞した。 p>
参加リーダー:平
2017/9/29(金)/植物(73回)大阪城の巨石・巨樹と天守閣/天候:晴/参加者21名/観察種数15種/鳥合わせ
快晴の観察日和、大阪城公園で巨石・巨樹+天守閣、そしてちょっぴり鳥も楽しんだ。現在の大阪城の石垣は、徳川家が、豊臣時代の城を埋め立て、各地大名の労力奉仕で建設されたとの説明から、スタートした。大阪城の京橋門・桜門・大手門にある巨石(大きさでNo.1~11)や、工事を実施した大名を示す刻印が各所の石垣に打たれていることなど、日頃見ることの少ない巨石・石垣をたっぷり観察した。
もう一つの観察主題としていた、巨樹((幹周り3m以上の木)は、大阪城が太平洋戦争の空襲で焼けたことからほとんど無いことがわかり、天守閣前広場にあったイチョウ(幹周り365㎝で巨樹を知ってもらった。鳥はほとんど観察していないものの、秋の渡り鳥ヤブサメ・キビタキ・コサメビタキなど、15種を確認した。