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植物観察会の報告:平成28年(2016)度
京都御苑の巨樹観察と京都御所参観(第69回植物観察会)
- 京都御苑内にある幹周(太さ)ベストテンの巨樹、厳しく生きる珍木、そして名残りの黄葉・紅葉を楽しんだ。
- 午後からはこれまでのアオバズク観察会などで入ることなく塀越しに見ていた京都御所を拝観した。御苑の樹木は伸び伸び自由に育っているのに対し、御所の樹木は庭木、姿かたちを良くするよう管理されていることがわかった。
- 快晴の観察日和、参加してくださった多数の方々に、晩秋の京都御苑を満喫してもらうことができた。
- 現地配布資料
- 参加リーダー:平
吹田市北千里の原っぱ
- 台風襲来予報の中、雨が少しぱらついた程度で、楽しく無事終了しました。
- この場所にある希少種4種のうちの3種、大阪府絶滅危惧T類のアイナエ(直径2oの花)や、大阪府絶滅危惧U類イヌセンブリの花、同じくU類のスズサイコの実などを確認した。
- また、吹田市ではここにしかないコカモメヅルやコケオトギリの花、さらに咲き乱れているツリガネニンジン群生地など、この季節の花50種以上を観察した。
- 鳥は姿を見たのはハクセキレイのみ、池にカモが渡来していなかったこともあり7種にとどまった。
- 現地配布資料
- 参加リーダー:平
関西大学千里山キャンパス 巨樹・大木と関大博物館
写真はクリックすると拡大して見ることができます。(撮影:平さん)
- 2007年調査で関西大学構内には巨樹(幹周3m以上)・大木(幹周2m以上)合わせ87本確認しているが、そのうち50本を観察した。
- 関大博物館では高松塚古墳発掘された網干善教教授を記念した高松塚古墳壁画再現室、そして最後は凜風館内の大食堂に入り数百人の学生に囲まれて学食を賞味し終了とした。
- ほぼ小雨が降り続いていたため、鳥はコゲラの巣から顔を出したシジュウカラを見たのみで7種に止まったが、参加してくださった多数の方々には、それぞれに楽しんでもらえたことと思われる。
- 現地配布資料
- 参加リーダー:平
京都植物園/春の山野草、サクラと巨樹
- 今回は@植物生態園での山野草・山野の樹木(50種)観察、A20種近いサクラのいろいろ、B園内の巨樹・大木(15種30本)など、三つの方向から植物の楽しみを紹介した。
- 植物とはいえ範囲が広すぎて説明が散漫になったが、あでやかな満開のサクラ・ひっそりと咲く山野草の花々に助けられ、参加者された41名もの方には、それぞれご自分で楽しんでもらうことができた。
- 鳥はあまり観察していないが、イカルのBGMなど、21種の鳥を確認した。。
- 現地配布資料
- 参加リーダー:平