植物観察会の報告:平成26年(2014)度上半期
万博公園(シダ)
- シダは日陰の渓流沿いに生育しているので、暑くて鳥の少ないこの季節にマッチした観察対象、しかし今日は風がなく思いのほかむし暑かった。
- 万博公園にはシダの見どころがマップ化されており、マップをベースに30種のシダを楽しんだ。
- シダは初めてという人も熱心に観察され、ていた。昼休みはクーラの効いた「自然観察学習館」、鳥合わせ・シダ合わせは屋外ながら木陰の「森の教室」で行った。
- 4億年前に生まれたシダが、3.5億年前には樹高40m近い大木があり、石炭(無煙炭)の原料になったシダ、当時のシダと現在のシダは違うものの、シダの長い歴史に思いを馳せた。鳥はほとんど見ておらず、声を聞いた11種にとどまった
- 現地配布資料
- 参加リーダー:平
大阪市大私市植物園(メタセコイア)
- メタセコイアは大阪層群の80万年以上前の地層から化石として見つかった植物で、その後中国で現存していることが発見されたことから、生きた化石と呼ばれていることの説明からスタートした。
- 木の太さは樹齢だけでなく、樹種や太陽光を受ける面積の影響を受けることを、幹周りを実測して確認した。
- 更に日本産樹木の花や実、そして野草の花など、トータル50種程を観察しながらその植物に関する話題を楽しんだ。
- 鳥はほとんど観察していないが声での確認で16種、内夏鳥はキビタキ・センダイムシクイだった。
- 現地配布資料 @ A B
- 参加リーダー:平