2025年3月1日の定例探鳥会報告

天候:霧のち晴れ 参加者:32名 鳥合わせ:27種

 2月の探鳥会で冬鳥のウソやマヒワ、アオバトが見られたためか、本日は32名の方が集まり、かつてない大人数でスタート。
 しかしながら終日、冬鳥の姿がかなり少なく、野山ではジョウビタキやシロハラ、ルリビタキの声が聞こえただけで、参加者の期待に応えられなかった。
 むろ池でも、キンクロハジロやオシドリ、ホシハジロなどが数羽いる程度で、カモの仲間がみな北国へ旅立つ日も近いと感じた。
 一方で、留鳥たちであるシジュウカラやヤマガラ、ウグイスの「さえずり」が遠くから聞こえたり、エナガが群れを離れて2羽で行動していたり、真新しいメジロの巣が落ちていたり(営巣前に風で落下したのか?)と、繁殖に向けた行動もあちこちで見られ、春の兆しが感じられた1日でもあった。