矢倉海岸定例探鳥会の報告:平成21年度(2009)下半期
- 大野川緑陰道路でハイタカが獲物を捕らえる場面に出くわすことができた。また、当探鳥地では珍しいセグロセキレイや、綺麗なベニマシコも観察することができ、初めて来られた方にとっては大変幸運な探鳥会だったと思う。カモ類も随分と数が増え、大変暖かい1日ではあったが、冬の到来を確実に感じることもできた。
- 真夏に逆戻ったような蒸し暑さ。淀川に出ると、2羽のミサゴが我々を出迎えるように舞う。しかし、鉄塔で休むカワウ以外鳥影は少ない。シギチとの出会いに期待して、神崎川に急ぐ。しかし、神崎川に到着するが干潟が露出しておらず、そのためかシギチの種類・数ともに少ない。蚊に刺されるのを我慢しながら、1時間程探鳥したが潮の状況も余り好転せず、シギチの種類、数とも増えず、少し期待外れだった。
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- 大野川緑陰道路では、早くもクマゼミの抜け殻が見つかる。淀川に出て、矢倉緑地までの間、缶ビン類とペットボトルなどのプラスチック類に分けてゴミを拾う。圧倒的に、ペットボトルなどのプラスチック類が多い。打ち上げ花火などの残骸も目に付いた。神崎川河口では、ハシブトガラス、カワウなど黒い軍団が群れていたが、ササゴイの姿は確認できなかった。