天候:晴れ 参加者:22名 鳥合わせ:32種
今日から11月。夏鳥がまだ残るとともに、冬鳥がもう来ているのではと期待をしながらスタート。
 まずは話題のカイノキの木へ。昨年は実が少なく野鳥もほとんど来なかったが、今年はオオルリ若、キビタキ♀、ムギマキ♀など様々な鳥が入れ替わり立ち替わり飛来。しきりに赤い実を啄ばみにきていたのを40分程じっくりと観察した。またカイノキに集まる小鳥を捕食しようとするモズの姿も確認。
その後、ノスリ、オオタカを比較的近い距離で観察できた。またこの時期には珍しいアオバトの囀りを一同で聴くこともできた。
一方、むろ池の三つの池では久しぶりにセグロセキレイ、キセキレイ、ハクセキレイの三種が揃って登場。カモ類ではキンクロハジロ、ヨシガモなどがいたが、先月居たオシドリは池の奥に隠れているの見つけられなかった。
最後に湿性花園に向かう道でミヤマホオジロ♀を、木道でベニマシコを一瞬見た者がいたが、よく出会えたのはアオジの声や姿だった。
 終ってみれば、観察数は32種類。参加者は22人で初めての方が多く、初心者や若い方が目立った楽しい一日であった。
※写真は、幅。(ツチグリは荒木)