2025年6月7日の定例探鳥会報告

天候:晴れのち曇り 参加者:31名 鳥合わせ:28種

 5月に続いて30人超えとなった6月の探鳥会。かつて中学生だった女の子が大学生になり5年ぶりに参加してくれて、ベテランたちとの嬉しい再会があった。
 さて、梅雨間近の少し蒸し暑い中スタート。ソウシチョウやウグイスが盛んに囀り、夏鳥のキビタキ・センダイムシクイ、さらにアオゲラやイカルの声もしたが、青葉の季節に姿を見つけるのはやはり難しい。そんな中、水辺のコチドリは今月も健在。また、カワセミ♂が何度もダイブする姿をじっくりと見ることができ、美しい羽根色を堪能できた。一方、巣立ちを終えたツバメやヤマガラ、シジュウカラの親子連れも何度か現れた。余談だが、カイノキ近くに初めてササユリの花を見ることができた。

 昼からは室池にツバメ、イワツバメ、コシアカツバメが同時に群れで飛び交い、水浴びや水を飲もうと盛んに水面を叩いていた。
 その後も、オオルリやサンショウクイの囀りが盛んに聞かれ、ホトトギスやコサメビタキの姿を見ることもできた。
期待のサンコウチョウの声は聞けなかったが、夏鳥の賑やかな囀りと豊かな緑や花に心が潤う1日であった。

※写真は、幅・日比野

カワセミ
ヤマガラ 水浴び後だろうか
ササユリ 笹原に大輪が2つ開花
コサメビタキ 高い梢に長く留まっていた
ツバメ 巣立ちした親子?4羽が電線に並んでいた
ミヤコグサの花 ほかにタツナミソウやアワブキ、センダン、キショウブ、ハコネウツギの花も目立った