2025年4月5日の定例探鳥会報告

天候:曇り 参加者:19名 鳥合わせ:25種

 

 サクラやコブシが満開の中、木々の芽吹きも始まった園内。早朝に歩いた方がセンダイムシクイやヤブサメの声を聴いたらしく、夏鳥が姿を見せてくれるかと期待したが、時間が遅いためか声も聴かれなかった。前年に見られたマヒワの群れは現れず、ジョウビタキやアオジ、シロハラなどの冬鳥と留鳥ばかりであった。
 一方、むろ池では、ほとんどのカモ類が旅立ち姿を消していたが、キンクロハジロが20羽ほどの群れで残っていたのでおーっと歓声が上がった。
 また、シジュウカラやソウシチョウ、アオゲラなどの留鳥たちがあちらこちらでさえずり、春の訪れを実感できた。

キンクロハジロ♂と♀
ソウシチョウ  特定外来生物。江戸時代から飼育されていた。
夏羽のカイツブリ
ホシハジロ♂が1羽だけ混じっていました