2024年10月5日の定例探鳥会報告

天候:晴れ 参加者:20名 鳥合わせ:27種

 三か月ぶりの探鳥会は、朝晩の涼しさとともに、随所で秋の気配を感じられた。
集合場所でのモズの高鳴きに始まり、昨年渡り鳥で賑わったカイノキには、熟し始めた実を啄ばみにキビタキ♂♀やエゾビタキが出入りし、またはるか上空では、円を描きながら上昇気流に乗るサシバとノスリが見られ、タカの渡りの季節を実感できた。
 一方むろ池では、オシドリ6羽が木陰で羽根を休めていた。カモ類の先陣を切って早くも北国から帰ってきたようだ。

写真 ミサゴ、エゾビタキ、キビタキ、オシドリは幅、その他は日比野

エゾビタキ   カイノキに出入りしていました。
キビタキ♀ 夏鳥の居残り組にはメスの姿が目立ちます。
オシドリ  生殖羽の♂とエクリプスの♂がいました。
コサメビタキ
タヌキマメ  珍しい花を発見!周りにもいくつか自生していました。
キジョランの花  アサギマダラの幼虫の食草。つる性で有毒です。
アケボノシュスラン  淡いピンク色が名前の由来。ランの仲間。
探鳥風景