2024年大阪自然史フェスティバルに参加しました。

開催日 2024年11月16日(土)、17日(日)
開催場所 大阪市立自然史博物館

大阪支部関係の主なイベント

1,シンポジウム 

テーマその1
 みんなで守ろう 大阪湾岸の自然 ~シギ・チドリの渡来を取り戻そう~

何千キロという長い渡りの中継地として大阪湾の干潟や湿地を利用して命をつないできたシギやチドリ。大阪湾岸の自然はこの100年で大きく損なわれ、シギやチドリも減少の一途をたどっています。
生物多様性の宝庫である海岸線の自然をどう守っていくか、世界がネイチャーポジティブを目指す今、シギ・チドリを通して、大阪の自然の未来を市民の側から考えました。

開催日時 11月16日(土)14:00~16:00
場所 大阪市立自然史博物館 講堂
参加者数 参加者数は113人で、うち63人の方がアンケートに協力してくれました。(アンケートの集計ができ次第公表します。)

内容
  • 開会挨拶 夏原由博 (公社)大阪自然環境保全協会会長
  • 基調講演 「シギ・チドリをめぐる現状と課題」 守屋年史 (認定NPO法人バードリサーチ研究員)
  • 話題提供およびトークセッション
    「大阪湾シギ・チドリ渡来地復元計画」 納家 仁 (日本野鳥の会大阪支部長)
    「東京湾の干潟保全計画」 葉山政治 (日本野鳥の会常務理事)
  • 共同宣言の提案
    「共同宣言」に賛同していたでける方々を下記のページで募集しております。

シンポジウムの状況は下記のYoutubeで見逃し配信しております。是非ご覧ください。

テーマその2
 四国のサンジャク対策を事例に、外来種問題の抜本的な解決に向けた意見交換を★

2022年と2023年の大阪自然史フェスティバルで「四国に出現した外来種サンジャク問題」の講演会を開催した。今回は、サンジャク以外を含めた外来種問題の解決を目指して、各地の団体と連携を深めました。

主催 日本野鳥の会大阪支部、公益社団法人生態系トラスト協会
開催日時 11月17日(日) 10:00~12:00
場所 大阪市立自然史博物館 講堂

内容

登壇者

  • 納家 仁 (日本野鳥の会大阪支部支部長) :大阪府の外来鳥類
  • 中村滝男 (公益社団法人生態系トラスト協会):四国での外来種サンジャク問題と課題
  • 天野一葉 (滋賀県立琵琶湖博物館):ソウシチョウの生態研究に基づく特定外来生物への経緯
  • 中井克樹(滋賀県立琵琶湖博物館):生き物を動かしてしまう私たち(外来種問題のこれまでとこれから)
  • 岡村麻生 (西表大原ヤマネコ研究所):西表島の外来種問題(ビデオ報告)

シンポジウムの状況は下記のYoutubeで見逃し配信しております。是非ご覧ください。

2,初めての鳥見たい!(隊)

野鳥を観察するのが初めての方、まだあまり経験のない方を対象に実施しました。

  • 開催日時 11月17日(日) 10:30~12:00
  • 場所 長居植物園
  • 定員40名のところ、受付開始時刻の20分以上前から行列ができ始めたため、10~15名がそろったところで順次スタートし、最終的に参加者69名、5グループの編成となりました。それぞれリーダーが2~3名でご案内、長居植物園の大池を中心にその周囲で野鳥を観察しました。

3,展示ブース出展

野鳥の会のPRと入会勧誘を実施しました。

  • むくどり通信バックナンバーや「榎本佳樹野鳥便覧」の特価での頒布
  • 野鳥の会会員用のオリジナル・アクリルキーホルダーのプレゼント
  • 会期中のむくどり会員入会者へのプレゼント

今回の自然史フェスティバル期間中に30名のむくどり会員の入会がありました。

チラシ・参考資料など