2012年(平成24年)7月に、市政改革室から市政改革プランの策定について公表されました。 「大阪南港野鳥園は、公共が関与する必要性の低い事業である。税を投入して継続する合理性が低い。」との理由から施設(展望塔等)の存廃を検討し、市政改革プランに沿って見直していきたいとの見解ですが、市政改革プランの南港野鳥園(以下、野鳥園という)に対する方向性は、当会としては受け入れがたいものがあります。
日本野鳥の会大阪支部は、南港野鳥園を守るために活動を開始しています。
このページでは、活動の内容を逐一お知らせしていきます。皆様方のご協力・ご支援をお願いします。
「野鳥ガイド2015年11月」のご案内
- 11月のガイド日:3日(火)、8日(日)、23日(月)の3回です。
- この情報は、野鳥園のHPにも掲載されています。(高田 博さん)(報告:清水)
「野鳥ガイド2015年10月」のご案内
- 10月のガイド日:10月3日(土)、11日(日)、18日(日)、24日(土)
- ガイドさんは、毎回多いときで40名以上を案内されています。ほとんどが、はじめて野鳥園に来た人、はじめて野鳥を見る人です。
- 野鳥園の前に開ける大阪湾の景色、渡り鳥の姿、猛禽類の行動には、毎回関心が高い、との報告が、高田 博さんより届きました。(清水)
「野鳥ガイド2015年8月・9月」のご案内
- 8月と9月のガイド日は以下の通りで、各回2名で行います。
- 8月から野鳥ガイドは制服を着用し、名札をつけて 実施することになります。
- 8月と9月はシギチの渡来シーズンですので、できるだけ潮のいい 土日を選んでいます。(10:00〜15:00)
- 8月のガイド日:15日(土)、16日(日)、29日(土)、30日(日)
- 9月のガイド日:6日(日)、13日(日)、20日(日)、26日(土)
- 上記の情報は、「野鳥園臨港緑地干潟・湿地環境保全事業委託協働事業者」のNPO法人 南港ウェットランドグループ 理事:高田 博さんより受けました。担当 清水
「野鳥ガイド」スタート リポーター 高田 博
- 「野鳥ガイド養成講座」は4月25日で合計3回を終了し、17名の野鳥ガイドが誕生しました(男性10名、女性7名)。
- 5月は4回にわたって、野鳥ガイドの実地研修を行い、シギ、チドリ類のような渡り鳥のこと、干潟のこと、何を食べているのかなど、来園者へのガイドをどのようにするのかを経験してもらいました。
- 野鳥ガイドの皆さんは、一人当たり30名前後の来園者に対応し、声のかけ方や、それぞれの言葉での野鳥の説明を学ばれたと思います。
- 6月からは野鳥ガイドが始まっています。ガイドを受けた来園者はとても喜んで帰られ、次も野鳥ガイドのある日に来ますという人もいました。
- <6月以降の野鳥ガイド実施日&時間(10:00〜15:00)>
- 6月7日(日)、6月21日(日)
- 7月20日(月祝)、7月26日(日)
- 8月、9月、10月は、まだ日程は未定ですがそれぞれ月4回実施の予定です。
「野鳥園の野鳥ガイド養成講座」の終了と今後の予定
- 3回にわたる野鳥園のガイド養成講座は4月25日(土)で終了しました。
- ガイド登録者は17名(男性10名、女性7名)。5月は4回にわたり、4名に分かれOJT研修が行われます。
- ※ OJT:オンザジョブトレーニング(日常業務を通して必要な技能を体得させる教育訓練法)
- OJT研修は、具体的にはNPO法人南港ウェットランドグループのスタッフが、野鳥園ガイドとしての役割や注意すべき事項などを理解してもらうよう、サポートしていきます。
- 野鳥園ガイドは、6月からスタートしますが、日程はまだ決まっておりません。
NPO法人南港ウェットランドグループは「野鳥園の野鳥ガイド養成講座」を開催します。
日程と内容
- 3回とも司会・コーディネータは高田博が担当します。(以下、敬称略)
- 第1回:
- 2015年3月15日(日)10時〜14時(昼休憩:12時〜13時)
- 「野鳥ガイドの役割と体験談」「野鳥園の歴史:湿地づくりと利用する野鳥の変化」
- 講師:伊奈達雄・高田博
- 第2回:
- 2015年4月19日(日)13時〜15時(時間が変更になりました。)
- 「環境学習プログラム 〜シギチになってみよう〜 教材を利用した体験学習の方法」
- 講師:石井正春ほか
- 第3回:
- 2015年4月25日(土)10時〜14時(昼休憩:12時〜13時)
- 「野鳥園の湿地や干潟に渡来する野鳥」「野鳥園の湿地の生きものと野鳥のつながり」
- 講師:伊奈達雄・和田太一
場所:野鳥園の展望塔1階会議室
参加費:無料
募集人数:20名
申し込み(問い合わせ)窓口
- 日本野鳥の会大阪支部(wbsj-osaka@sun.gmobb.jp)
- 大阪自然環境保全協会(office@nature.or.jp)
- NPO法人南港ウェットランドグループ事務局(sopo-takada@gaia.eonet.ne.jp)
- 詳細は添付資料をご参照ください(担当:清水俊雄)印刷用資料
大阪市は「野鳥園臨港緑地干潟・湿地環境保全事業委託」の協働事業者を決定しました。
平成26年10月17日14時発表の「大阪市報道発表資料」の原文
- 大阪市は「野鳥園臨港緑地干潟・湿地環境保全事業委託」の協働事業者を募集していましたが(平成26年9月5日報道発表)、このたび協働事業者を決定しましたのでお知らせします。
発表内容
- 協働事業者
大阪市住之江区南港中3丁目4番14−804号
NPO法人 南港ウェットランドグループ
理事 高田 博 - 事業委託期間
契約締結日から平成31年3月31日まで
※ 詳細は添付資料をご覧ください。(担当:清水俊雄)
「野鳥園臨港緑地干潟・湿地環境保全事業委託」の協働事業者を募集が開始されます。
[2014年9月5日]:大阪市のホームページで公表されました。(担当:清水)
協同事業者募集の趣旨(大阪市HPより)
- これまでのように指定管理者制度や業務委託といったように、行政主導の一方通行で進めるのではなく、市民、野鳥の生態や自然環境に深い知識や経験を持つ専門家、野鳥や自然環境に関係する団体、CSR(企業の社会的責任)等として環境活動に関心のある企業などの方々と本市が互いに手を取り合って、対等の立場で、それぞれが活かせる知恵や力を出し合って進めていくことが効果的であると考えています。
- そこで、野鳥園における干潟・湿地の環境調査や清掃、展望塔などの施設を有効活用した環境学習(野鳥等の観察指導、学習会、探鳥会等)などの事業(以下「野鳥園臨港緑地干潟・湿地環境保全事業」という。)について、市民、専門家、団体及び企業等が本市と連携して効果的・効率的に活動を推進するため、これらの関係者をとりまとめ、中心となって当該事業を担っていただける協働事業者を募集します。
「大阪南港野鳥園の見直し」
[2014年7月28日]:大阪市から下記のコメント付で公表されました。(担当:清水)
大阪南港野鳥園の見直し
- 大阪南港野鳥園については、平成25年2月に策定された市政改革プランの実施計画において、「条例施設としては廃止し、廃止後の施設については、施設管理者の負担がない前提で民間やボランティア等による利用の可否や運営スキームを検討する。」とされております。 この実施計画に基づき、大阪南港野鳥園見直し後の利用について、検討してまいります。
「4月からの大阪南港野鳥園のご利用について」
[2014年4月9日]:大阪市から下記内容について公表されました。(担当:清水)
平成26年4月からのご利用について
- 名称
- 野鳥園臨港緑地(やちょうえんりんこうりょくち)
- 住之江区南港北3−5−30
- 施設
- 展望塔 (2階展望室のみ利用可)
- 開館時間:午前9時から午後5時
- 開館日:毎週水曜日(祝日の場合は利用可能)、年末年始(12月28日から1月4日)以外の日
- 利用料:無料
- 展望塔以外の施設 (緑地)
- 利用時間:午前0時から午後12時 (24時間)
- 利用日:1月1日から12月31日 (365日)
- 利用料:無料
- 駐車場(展望塔の開館と同じ)
- 利用時間:午前9時から午後5時
- 利用日:毎週水曜日(祝日の場合は利用可能)、年末年始(12月28日から1月4日)以外の日
- 利用料:無料
- その他留意事項
- 平成26年4月から観察指導員(レンジャー)は常駐いたしませんので、当分の間、学校等への環境教育や企業などの保全活動など団体の受入対応は行いません。
- 図書室、会議室の利用はできません。
- 問い合わせ先
- 大阪市港湾局集客施設担当(電話番号06−6615−7734)
2014年2月13日南港野鳥園ラウンドテーブル開催の案内
下記内容をHPに記録しておきます。(全国の関係者への情報として)
- 大阪南港野鳥園は、平成24年7月に大阪市の市政改革プランの中で、市民利用施設の見直し対象として、実施計画が策定されました。施設(展望塔)は施設管理者(大阪市港湾局)の負担がない前提での運営を行うというものです。
- この大阪市の方向に対し、24年9月に自然保護5団体により「大阪南港野鳥園を存続させる会」を立ち上げて,行政対応、議会対応など様々な野鳥園存続に関する働きかけを行ってきたところです。
- そのようななか25年10月の大阪市会で「大阪市海浜施設条例の一部を改正する条例案が賛成多数で可決されました(野鳥園の指定管理者制度が廃止)「。存続させる会」は25年10月以降も当局(大阪市港湾局)と継続的に干潟・湿地などの自然環境や展望塔を利用した野鳥の観察指導・環境学習の受け皿の今後のあり方、指定管理者によるこれまでの管理運営業務・調査業務・展望塔の施設管理など現状の指定管理者から4月以降の管理主体(港湾局)に様々な意見が出されています。
- 「大阪南港野鳥園」というシギ・チドリが立ち寄り、地球規模で利用する人工湿地の環境保全と、野鳥観察・環境学習」など、利用する市民への行政サービスをこれまでのように継続させるための話し合いが開かれます。
- 報告:清水
「大阪南港野鳥園ラウンドテーブル」
- 開催日時:平成26年2月13日(木)19時〜20時30分
- 開催場所:ATCエイジレス展示イベントセンター
- テーマ:「今後の大阪南港野鳥園の運営について」
- 申し込み:詳細は添付資料
大阪市のホームページに公開された南港野鳥園に関する今後の方針など(H25年12月25日)
- 公表文
- 大阪市市政改革室より「市民利用施設の廃止・縮小に関する条例議決の結果とこれらを踏まえた今後の方針について」との内容で、平成26年度より対応方針の通り廃止・縮小することとしていた施設に係る条例の改廃について、一部修正が行われるなど市会の議論を経て議決が得られましたので、その結果とそれらを踏まえた今後の方針について公表します。
- 公開内容
- 施設名:南港野鳥園
- 条例議決の結果:廃止
- 廃止後の方針:緑地として管理、展望塔は管理者負担を抑えて運営
- <参考>対応方針(平成25年8月時点):条例施設としては廃止、緑地として管理、展望塔は管理者負担のない形で運営
- 公表文
- 大阪市市政改革室より「廃止・縮小する施設の廃止後の取り扱いについて」として 2013年12月25日に南港野鳥園の今後の方針が公表されました。
- 公開内容
- 施設名:南港野鳥園
- 干潟・湿地を含めて緑地として管理。なお、対応方針では、展望塔は管理者負担のない形で民間やボランティア等による管理を検討していくこととしていましたが、環境学習の場として利用できるよう、できる限り管理者負担を抑えて管理することとしました。
- 掲載に関する担当:清水
- 大阪市のホームページ 同左:PDF(1) 同左:PDF(2)
「大阪南港野鳥園の展望塔の活用について」の意見交換を実施しました。(H25年11月29日(金))
この意見交換は「存続させる会」より提案したものです。
- 出席者
- 「大阪市港湾局総務部」の担当課長他3名
- 「大阪南港野鳥園を存続させる会」の代表他5名
- 意見を交わしたテーマ
- 大阪南港野鳥園の来年度の管理体制について:港湾局より報告
- 展望塔の活用について:大阪南港野鳥園を存続させる会より提案
- 質疑応答
- 意見交換会の内容
- 意見交換会は大阪市港湾局より「大阪南港野鳥園の来年度の管理体制について」と題した資料が配布され報告された。添付資料参照@、添付資料参照A。
- 存続させる会から配布資料に基づき「湿地・干潟の保全の内容」「展望塔の活用について」の意見を述べた。すなわち、1) これまでの干潟保全の内容を踏まえて、今後とも干潟を保全していくためには、どのようなことを優先して実施すべきか。2)展望塔への来園者への対応では、レンジャー不在の中で、HPの活用、電話対応、研究室、会議室の利用、学校対応などについて今後の対応をどうするか。3)また、大阪支部としては、協力しないのではなく、定例の観察会などを中心に協力可能な範囲で実施していくとした。
- 南港野鳥園の干潟保全や展望塔の運営(大阪市会での付帯決議の内容をふまえ)については、今後とも港湾局と存続させる会で協議を継続することとなった。
- 干潟の保全については、早速、港湾局から12月9日に南港野鳥園で協議したいとの打診があり、存続させる会の二名が参加することとなった。
「存続させる会」は大阪市港湾局に対し、「南港野鳥園の 「設立趣旨と経緯・干潟と湿地の管理(手入れ)について」及び「南港野鳥園レンジャーによる管理運営業務」を送り、幹部に話し合いの場設けるように打診しております。(平成25年11月11日)
- 10/10の大阪市会委員会・本会議で大阪市海浜施設条例の一部改正案が可決され、指定管理者制度が私たちの意に反し25年度末で廃止される方向に流れています。
- 11/11「存続させる会」は大阪市港湾局の幹部に話し合いの場を打診しております。
- 添付:話し合いに必要な基礎資料です。
- 「存続させる会」は 陳情書で述べている、“野鳥園の現状を踏まえて、レンジャー常駐による湿地を含む施設の管理運営の継続を、強く訴えております。
- 報告:清水幹事
9月3日提出の「陳情第355号大阪南港野鳥園の存続に関する陳情書」に対する審査結果の通知を、大阪市会議長(美延映夫)から受けりました。(平成25年10月11日付)
- 通知内容
- 議案第263号議決の結果、一事不再議の原則により議決を要せず。
- (参考)平成25年10月10日市会本会議において議案263号「大阪市海浜施設条例の一部を改正する条例案」が付帯決議を付して可決されました。
- 付帯決議
- 大阪南港野鳥園については、干潟・湿地の環境を保全し、野鳥の観察ができる貴重な環境学習の場として、市民が引き続き利用できるよう施設の機能を維持すること。
- 大阪南港魚つり園については、人命にかかわる事故を防止し、引き続き市民が安心して魚つりが楽しめるよう、ハード・ソフト両面にわたる安全対策を行うこと
- 通知書本文
- NEW2013年10月10日大阪市建設消防委員会議事録ー抜粋
大阪市会建設消防委員会及び本会議が開かれ大阪市海浜施設条例の一部を改正する条例案は可決された。(10月10日(木))
- 本日、午前に開かれた「建設消防委員会」で、9月19日に態度保留で持ち越された付託案件、議案263号 大阪市海浜施設条例の一部を改正する条例案が再審議され、西川ひろじ委員(自由民主党)の質疑の後、採決が行われ、維新 賛成、公明 賛成、自民 賛成、みらい 賛成、共産 反対、の結果、委員会では条例の改正は可決された。
- ※港湾局長から、特別に委員会を開いていただいたことにお礼申し上げます。との挨拶があった。
- 引き続き開かれた「本会議」で、建設消防委員会の井上委員長から委員会の報告と質疑の後、議長が可否について問い、賛成多数で原案は可決された。
- ※ 田中副市長から次のような発言があった。南港野鳥園は引き続き、安心して市民が利用できる施設として、干潟・湿地を保全し、施設の機能を維持管理していきたい。
- ※ 「大阪南港野鳥園」という名称はそのまま残すという当局の考えが始めて委員会・本会議の中で公表された。
- 記録:清水俊雄
- 新聞による報道(朝日新聞・読売新聞)
- 新聞による報道(産経新聞・毎日新聞)
「大阪市海浜施設条例の一部を改正する条例案」は継続審議となる(9月26日)
- 9月26日に開会された、大阪市会本会議に橋下市長から提出されていた「大阪市海浜施設条例の一部を改正する条例案」は、他の案件との関係から、次の本会議まで、継続審議とされました。
「大阪市港湾局」と意見交換(9月20日)
- 9月20日に、「大阪市港湾局」の大阪南港野鳥園の担当者2名と「南港野鳥園を存続させる会」の高田代表・清水が野鳥園の今後の方向性などについて意見を交わしました。
大阪市会建設・消防委員会での、「海浜条例を一部改正する条例案」は結論を持ち越し!(9月19日)
- 本条例案は、9/19の建設消防委員会で「市民への説明が不足している」などを理由に態度を保留する会派が相次ぎ、結論を持ち越しました。
- 常任委員会議事記録(テープ起こしによるメモ)
- 大阪市海浜施設条例の一部を改正する条例案
- 産経新聞による報道
- 本日(9/19)の大阪市会建設・消防委員会で、港湾局から海浜施設条例改正の提案が出された。
- 建設消防委員会での主な意見. 質問に立った会派の違う、3人の議員が南港野鳥園に対し発言した。
- 「大阪市にとって貴重な財産」
- 「コスト面だけをいうのは 受け入れがたい」
- 「今回の見直しはやめるべき」
- 「国際的に信用落とす」
- 「行政だけで進めない】
- 【条例の廃止をいそぐな】
- 「先日視察したがよい施設」
- 【条例改正案は反対】
- 【引き続き使えるようにすべき】
- 【陳情書も納得できるもの】
- 「何百億の港湾整備に比べ微々たる事業費」
- 【改革を急ぐあまり市民との関係が壊れてきている」
- 【陳情書によると年間11万人の入館者】「
- 【干潟湿地は30年かかって守り育てられている。指定管理者がいなければ機能が維持できないだろう】
- 港湾局の井本課長も干潟・湿地は社会資本、管理手法を検討したい、とのことであった。
- ※本日の審議の結果は、「態度留保」。継続審議で再度委員会を開き本会議までに結論を出すと政策担当者に確認をとりました。報告(清水俊雄)
大阪市会議長宛の陳情書を提出しました。陳情の要旨は次のとおりです。:平成25年9月3日
- 「公の施設」である野鳥園について、条例上の施設廃止を先急ぎせずに、本施設の位置づけと管理運営方法について有識者を交えての十分な検討を行うこと。
- 大阪南港野鳥園の現状を踏まえての管理・運営を継続すること。
- レンジャーの常駐による湿地を含む施設の管理・運営を継続すること。
- 陳情書本文
「存続させる会」では、大阪市会議長宛の陳情書を準備しています。:平成25年8月29日
- 8月29日(木)に大阪市会の高野議員(自民党)と「存続させる会」の主要メンバーで意見交換を行いました
- 大阪市会は、本会議が9月10日より始まり、建設消防委員会が9月19日に実施される予定です。
- 建設消防委員会では、港湾局から「大阪南港野鳥園の廃止について」の条例の一部改正案が提出される予定です。
- 「存続させる会」では、大阪市会議長宛の陳情書を準備中です。
大阪市からのメールによる回答:2013年5月28日
- 平成25年5月16日にメールで質問書を送信しておりました。電話で早期回答を要請した結果、添付のような回答をメールで受け取りました。
- 回答内容:市民の声に対する回答として対応
- 大阪南港野鳥園につきましては、平成25年度末をもって施設(展望塔)を廃止することが決定しており、廃止後の施設(展望塔)につきましては、施設管理者の負担のない前提での、民間ボランティア等による利用の可否や運営スキームを検討することとしております。
- また、緑地(干潟・湿地含む)につきましては、現在の環境を保全可能な管理手法を検討することとしております。
- 具体的に、平成25年度末に大阪市海浜施設条例上の施設としては廃止し、緑地として位置付けることとしており、廃止後の施設の所管につきましては緑地を管理する部署が所管する方向で検討しております。
- なお、主要施設である緑地(干潟・湿地含む)につきましては、事業運営経費として、緑地部分(干潟・湿地含む)の植栽管理・清掃等にかかる経費を見込んでおります。
- また、展望塔の利用に関しては、具体的な運営スキームについて、今後、施設が所在する住之江区役所や、民間ボランティアとの意見交換を図りながら決定していきたいと考えております。
- 大阪南港野鳥園の実施計画につきましては、現時点での回答となりますこと、何卒ご理解いただきますようお願いいたします。
- 回答者:大阪市港湾局長、担当窓口:港湾局総務部監理調整担当
- 回答日:2013年5月28日付け。
- 回答メールのコピー
- 報告:清水幹事
大阪市に対して「大阪南港野鳥園を存続させる会」から質問書を提出:2013年5月16日
- 平成25年2月に策定された市政改革プランの実施計画における不明点に対する質問となっている。
- 質問内容
- 「施設管理者の負担がない前提」とありますが、平成26年度大阪南港野鳥園事業運営経費が明示されていることから、主要施設である干潟・緑地の維持・管理・運営に対する施設管理者の役割をどのように位置付けているのですか。
- 「民間やボランティア等による利用の可否や運営スキーム」とありますが、具体的にどのような運営スキームをボランティアに求めているのですか。
- 実施計画において、平成26年度大阪南港野鳥園事業運営経費見込み15,709,000円が計上されていますが、この経費の使途を具体的にお示しください。
- 海浜施設条例上での施設廃止までのタイムスケジュールはどうなっていますか。また、廃止後の園はどの部局が所轄するのですか。
- 園の所轄移行は条例による位置付けがなされるのですか。その際に「大阪南港野鳥園」という名称は引き継ぐのですか。
- 提出先:大阪市市政改革室および大阪市港湾局
- 回答期限を2013年5月31日としている。
- 質問書本文
- 報告:清水幹事
大阪市会建設港湾委員会の中で、高野議員(自民)が当局の取組みを批判
- 大阪市会建設港湾委員会の中で、高野議員(自民)が「野鳥園を25年度末をもって施設(展望塔)を廃止し、条例を改正する件」について、3月14日の当局との質疑のやり取りが、インターネット録画で放映されています。
- 高野議員の発言要旨は以下の通りです。
- 「大阪市市政改革プランの人件費を削減する動きは、利用者の立場に 立っていない。大きな危険と問題点をはらんでいることを述べておきたい」 と、当局の取り組み姿勢を強く批判されました。
- 高野議員が当日配布した資料
- 3月9日に高野議員と「存続させる会」の5名が大阪南港野鳥園問題について、意見を交わしました。
- 報告:清水幹事
- 大阪市議会の様子:インターネットで公開されています。
橋下徹大阪市長あてに「大阪南港野鳥園の存続に関する要望書」に対する回答
オーストラリアから橋下大阪市長に宛てた書簡
橋下徹大阪市長あてに「大阪南港野鳥園の存続に関する要望書」を「大阪南港野鳥園を存続させる会」として提出しました。
- 平成25年1月21日:提出(要望書内容)
- 平成25年1月22日付け「WWWFジャパン」の記事にも掲載されています。(詳細記事)
- 要望趣旨
平成24年7月30日、大阪市が策定した「市政改革プラン」の「アクションプラン編別冊」の「市民利用施設のあり方の検討」の中で、大阪南港野鳥園は、「公共が関与する必要性の低い事業である。料金非設定で、税等を投入して継続する合理性が低い。」という理由から、25年度末の指定管理者期間切れを見据えて、「現有の干潟や湿地のあり方等を総合的に勘案して、収支均衡方策の検討と併せて、施設(展望塔等)の存廃も検討」とあります。
しかしながら、以下の理由から、大阪南港野鳥園は国内外にとっても重要な施設で、公共が関与する必要性が高い事業であることから、大阪南港野鳥園(展望塔等)の現状を維持した存続及び管理運営を要望し、この要望書に対する市の回答を求めます。
大阪市政改革プラン(大阪南港野鳥園)に対する意見書への大阪市の回答
- 平成24年10月30日:大阪市から回答が届きました。回答内容
「大阪南港野鳥園を存続させる会」を立ち上げました。
- 9月20日大阪支部の事務所にて南港野鳥園の危機に関し対応を協議しました。
- 出席者
- NPO法人 南港ウェットランドグループ 高田理事長 石井副理事長
- 公益社団法人 大阪自然環境保全協会 金谷副会長、岡事務局長、高田前会長
- NPO法人 日本バードレスキュー協会 堺さん
- 日本野鳥の会ひょうご 二河さん
- 日本野鳥の会大阪支部 平幹事、納家幹事、清水幹事 橋本支部長
- この協議で決めたこと
- 会の名称を「大阪南港野鳥園を存続させる会」とし、事務局を日本野鳥の会大阪支部に置くこと
- メーリングリストを立ち上げること(保全協会が担当)
- 次回は要望書について検討する
- 橋下大阪市長に当てた海外からの要望書を現在手配中。
- 次回会合 大阪支部 事務所 10月4日(木) 18:30pm より
2012年9月20日(木) 日本野鳥の会本部より「要望書」を提出。
- 日本野鳥の会本部に対しても要望書等の提出をお願いしました。
- 自然保護室から9月20日大阪市市政改革室と港湾局に添付のような要望書を提出したとの連絡がありました。
- 日本野鳥の会本部からの要望書本文
2012年9月13日(木) 大阪市港湾局総務部集客施設担当の井本課長より電話で連絡あり。
- 意見書の回答はさせていただくが、21日より遅れます。
- 庁内の関係先の市政改革室・環境局・港湾局との調整後回答します。
- この内容について情報公開しますが、貴会は、問題ないかお聞きしたい旨、質問がありました。当方は問題ないことを伝えました。
2012年9月7日(金) 大阪市市制改革室総合調整担当課長に意見書提出。
- 9月7日に大阪市市政改革室と港湾局総務課集客担当に添付の意見書を提出しています。
- 意見書にある質問に関しては現段階では回答し難いとの反応でした。状況は厳しいです。
- 意見書本文
2012年8月22日(水) 大阪市市制改革室総合調整担当課長と面談
- 橋本支部長・清水幹事で標記担当課長と面談。南港野鳥園を大阪市の市制改革プランの中で「展望塔の撤去を含めた見直し」に対して、厳しく抗議し日本野鳥の会大阪支部としての意見を伝えた。また、後日書面を提出することも伝えた。今後は市港湾局の改革案を見てすすめるとしていた。
- 詳細は支部長ブログを参照してください。
2012年8月7日(火) 南港野鳥園石井氏と面談
- 橋本支部長・平幹事で南港野鳥園が大阪市の市政改革プランの中で展望塔の撤去を含めた見直し」に関して対応を協議した。