むくどり通信281号

特集 外来種問題を考える

特集記事

本特集では、外来鳥類の生態や分布などに詳しい和田岳さんに、「大阪府の外来鳥類」として、その由来や分布の現状などについて解説いただきました。大阪でこれまで繁殖記録のある外来鳥は12種。そのうち、現在も普通に繁殖している種は、定着して久しいドバトやコジュケイを除けば、ソウシチョウ、ハッカチョウの2種のみです。
外来鳥対策は、その鳥のことを知ることが第一歩です。関東で分布を拡大しているガビチョウの仲間や四国で増えつつあるサンジャクなどが大阪にも飛来し定着する可能性も十分に考えられます。
本特集が外来鳥や外来生物のことを考える契機となれば幸いです。

contents

2 新年あいさつ / NEXT21居住者の集いに参加
3 特集 外来種問題を考える
4 大阪府の外来鳥類
8 早よ どないかせなあかん鳥『侵略的外来種サンジャク』
9 身近な鳥から鳥類学 第70回 最新ハッカチョウ分布拡大状況
10 小山慎司の日本列島鳥見旅 第17回
11 かもめコーヒー・今日のお客さん 第11回
12 探鳥会報告
14 アホウドリの救護について
16 榎本佳樹生誕150年記念事業
17 そんぐぽすと/保護活動 夢洲・大阪湾岸の野鳥を守ろう
18 鳥信 コアホウドリ、サンカノゴイ、アカマシコ他
22 幹事会報告 / 枚方淀川の樹木伐採 / 連携団体総会報告
23 次号予告 / 編集後記
24 お年玉クイズ / イベント情報