矢倉海岸定例探鳥会の報告:平成20年度(2008)上半期
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- 今回は中国の北京からヤンさんという若い女性のバードウォツチャーの参加がありました。神戸に仕事で短期の滞在中の参加です。中国も5年くらい前からバードウォッチングが始まったとのことです。矢倉海岸に行くまでに普通種が出で、鉄塔のミサゴも観察できた。神崎川の矢倉干潟ではホシハジロ、スズガモがのこっていて26種観察することが出来ました。
- 今月は期待通り渡り途中の野鳥がたくさん観察できた。特別珍しい種は観察できなかったが、隣あって餌をついばむシギ・チドリ類を参加者はそれぞれに時間をかけてゆっくり観察することができたのではないだろうか。天候にも恵まれたのはよかったが、暖かいというよりは暑いといった表現の方が適切だと思えるほど、この時期にしては日差しが強く気温も高い1日であった。
平成20年4月5日(土)
天候 晴れ/曇り
名
観察種数:種
- 暖かく気持ちの良い天候でいつもより多くの人が集まった。参加者の中には2歳児とスペインからの参加者も含まれ、和やかな雰囲気の中、探鳥会が行われた。カモ類は先月に比べ数が減り、ダイゼンが観察でき、野鳥たちも季節の移り変わりを感じ取っているのだと思えた。シギ・チドリ類で賑わいを見せる光景が今年も待ち遠しいものだ。
- 春風一番が吹いたというホットなニュースはどこへやら、風は強く肌寒い1日であった。野鳥の方は神崎川河口付近にカモ類が沢山いたが、いつも観察できるミサゴは現れてくれず、少し寂しい結果となった。もうすぐすると暖かい季節になり気持ちも上向きになれるよう、野鳥にも矢倉海岸探鳥地に沢山立ち寄ってもらいたいものである。
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- 先月に比べカモの数は少し少なめ。優先種はスズガモ。今日は、今までと異なった光景がいくつか見られた。1.ミサゴが狩場にしている鉄塔にカワウは1羽もいない。2.大野川緑陰から矢倉緑地まで、いたるところでメジロが飛び交う。3.神崎川河口付近の樹木にハシブトガラスの大群が止まり異様な感じ。先月たくさん残っていたピラカンサの実が殆ど無くなっており、野鳥の世界では春近しといった感がした。
- 今年最初の探鳥会だったが、天候にも恵まれ久々に参加者が20人以上集まった。野鳥は全体で30種と種数は多くなかったが、数千羽のカモ類にホオジロガモも観察することができ、参加者一同それなりに楽しめた探鳥会だったのではないだろうか。