カモの識別講座開催の趣旨
ガンカモ類生息調査は、湿地の保全や鳥獣保護区の設定等に活用するため、ガン・カモ・ハクチョウ類の冬期の生息状況や渡来傾向、保護管理を図るべき生息地等についての基礎資料を得ることを目的として、環境省が主体となって、各都道府県の協力のもとに実施している調査です。環境庁(環境省の前身)の発足前の昭和45年(1970年)から実施されています。
大阪支部では、調査開始から継続的に協力をしていますが、調査員の高齢化が進んでいること、一人で何か所も調査地を担当し、過度な負担となっていることなど、対応することが急務となっています。
2025年度も、2026年1月中旬に調査が行われることとなっています。今回、その調査の前に、新たに調査員となってくださる方をリクルートするための講座を下記の要領で開催します。
「調査に興味はあるけど、カモの雌の識別は、自信が・・・」という方は、ぜひこの講座を受講してください。
「まだ、一人では調査に自信がない」という方は、ベテランの調査員の調査に同行して、要領をマスターしてください。


















開催要領
日時 | 2025年11月30日(日) |
会場 | (講義) 富田林市市民会館(レインボーホール) (実習) 粟ケ池共園+石川河川公園 |
集合 | 9:00 富田林市民会館 3階 竹の間 近鉄長野線・喜志駅下車 東出口 南へ徒歩7分 |
解散 | 16:30 近鉄長野線・富田林駅 |
内容 | (講義1) 9:00~ ガンカモ調査のと意義と実情 (中村 進) (講義2) 9:30~ カモ(とくに雌)の識別 (納家 仁) (実習1) 11:00~ ガンカモ調査の実際(粟ケ池) (上村 賢) (昼 食) 12:30~ 粟ケ池共園 (移 動) 13:30~ 石川河川公園に移動 (実習2) 14:00~ ガンカモ調査の実際(石川左岸~右岸) |
持ち物 | 弁当、筆記具、観察用具、防寒具 |
駐車場 | ※市民会館には、無料の駐車場があります。 ただし、解散後、富田林駅から1駅戻る必要があります。 |
定員 | 30名(先着順) ※支部ホームページの専用の申込みフォームからお申込みください。 |
雨天の場合 | 小雨決行。荒天の場合は、講義2の時間を正午まで延長、実習は中止。 |