榎本佳樹生誕150周年記念(6)高野山探鳥会報告

第6回 7月16日(日)高野山 天候:晴れ 参加者:31名

和歌山県支部との共催探鳥会。梅雨明けを思わせる快晴の下、大阪支部からは31名、和歌山県支部からは21名が参加。冒頭和歌山県支部長の中西さんから高野山のブッポウソウにまつわる興味深い話があった。
連休中ということで観光客が多く、奥の院まではキセキレイ以外ほとんど観察できず。御供所の軒下にぶら下がっている風鐸の内部につくられたミソサザイの巣もすでに巣立後で姿や鳴き声も聞かれなかった。
奥の院から三本杉まで歩きここで昼食。時期的にも鳥のさえずりが少ない中、当地の自然に詳しい中村進さんの昆虫や植物についての詳しい解説が好評だった。湿地帯やスキー場などを回り午後3時前に集合場所にもどり、全員で記念撮影の後、納家支部長から榎本佳樹が高野山中学の教員だったおよそ100年前の鳥の記録や榎本のブッポウソウの保護についての思い等の紹介のあと鳥合わせを行った。
観察会開始前に見られたキバシリや鳴いていたカッコウ、アカショウビンなどは観察会では残念ながら記録できず、種数は16種と少なかった。
最後に大阪支部の参加者全員で案内していただいた和歌山県支部の皆さんに感謝をこめて拍手。解散後希望者のみで高野山高校に行き校舎に多数営巣中のコシアカツバメを観察した。

当日配布資料(大阪支部配布) 当日配布資料(和歌山県支部配布)

観察リスト

参加リーダー:納家 仁、塚田順一、西村 浩

アカシジミ 小野 款司
風鐸の中のミソサザイの古巣 納家 仁
アマゴ 塚田順一
観察風景
ツチアケビ 塚田順一
集合写真
キジバト 日光浴 納家 仁
高野山高校(現校舎)