第4回 5月17日(水)岩湧山・岩湧の森 天候:晴れ 参加者:32名
平日探鳥会と榎本佳樹生誕150年記念探鳥会の合同開催
河内長野駅からの南海バスには31名乗車の全員が探鳥会参加者という完全貸切状態。南青葉台口で下車し、バス停前の建物で営巣中のコシアカツバメを早速観察。一同岩湧の森を目指し探鳥開始。
途中道沿いの小さな流れでカルガモやカワガラスを確認。キビタキ以外に鳥のさえずりは少なかったが、岩湧の森に入ってようやく近くでミソサザイのさえずりが聞かれ、姿もなんとか確認。
いわわきの森・四季彩館で昼食中に、コサメビタキが近くの木に飛来。さらにクマタカが上空を舞い、鉄塔に止まるのを観察。すこししてもう1羽が同じ鉄塔の上部に飛来、スコープで参加者全員で姿を楽しむことができ非常に幸運であった。
昼食後には榎本佳樹が昭和12年に200余名の聴衆を前に講演を行った岩湧寺に。当時の探鳥会の様子を納家支部長が紹介した後、お寺の前で記念撮影。帰路は岩湧寺の長寿水で喉を潤し、今年一番の暑さに負けずに皆さん元気に往復約12キロの道のりを踏破。
支部創設当時探鳥のメッカとして知られていた岩湧山での久しぶりの探鳥会、鳥の数は決して多くはなかったが、岩湧の森の美しさとクマタカとの出会いは皆さんの心に深く刻まれたものと思う。