第3回 5月4日(木・休)比叡山 天候:晴れ 参加者:24名
榎本佳樹生誕150年、川村多実二生誕140年記念と銘打った京都支部との共催探鳥会。
大阪支部からは24名、京都支部からは18名の計42名が参加。
最初にケーブル比叡駅近くで京都支部の坂根副支部長から比叡山での榎本、川村、そして中西悟堂の1939年、1940年当時の探鳥会の様子が紹介された。
納家支部長から配布資料の「比叡山初夏の鳥」についての説明があり、昭和17年発行の猪川珹(いかわせい)著「野鳥雑記」の付録としてイラストと鳴き声などが書かれた貴重な資料であることが紹介された。京都支部(大阪支部の会員でもある)の堀尾岳行さんの案内で探鳥を開始。
キビタキやホオジロ、クロツグミ、センダイムシクイ、ミソサザイなどのさえずりを楽しむ。他、カケスやヒガラ、ヤマガラなどの姿も。
昼食後に川村多実二の歌碑と中西悟堂の歌碑を見学。悟堂の歌碑を囲んで記念の集合写真を撮影。浄土院の近くでは途中後れたグループがキバシリの巣立ち雛を連れた親子を観察。ケーブル延暦寺近くでは琵琶湖をバックに飛び回るイワツバメの姿を観察。
案内役の堀尾さんは野鳥だけでなく植物や京都の山の名前、比叡山の歴史などの解説もされ、皆さんに大好評。最後に大阪支部の参加者全員で案内していただいた京都支部の皆さんに感謝をこめて拍手。探鳥会終了後はJR坂本駅近くで両支部の有志11名で懇親会を開催し、交流を深めた。
2023-05-504 榎本佳樹生誕150年記念事業 比叡山 探鳥会 01.pdf
2023-05-504 榎本佳樹生誕150年記念事業 比叡山 探鳥会 02.pdf
参加リーダー:納家 仁、塚田順一