むくどり通信275号

むくどり通信11月号(2022年11月)

発行日:2022年11月1日

特集 夢洲の野鳥を守ろう

特集記事

大阪南港野鳥園とともに大阪府の生物多様性ホットスポット(A ランク)に指定されている夢洲。自然干潟がほぼ開発により失われてしまった大阪湾岸にあって、人工島「夢洲」のその造成途中でできた湿地は、府内最大のシギ・チドリなどの水鳥飛来地として機能してきた。2025年大阪・関西万博の開催地として急ピッチで埋め立てが進められる中、水鳥などたくさんの生きものが生息地を失うことに。
 「SDGs達成への貢献」をうたう大阪・関西万博。SDGsへの真の貢献のためにも、失われた自然
環境を復元し、鳥たちをはじめとする生きものの暮らしを守り、伝えていくことが求められる。

contents

2 特集 夢洲の野鳥を守ろう
6 ‘水鳥の生息地の保全と回復’を大阪•関西万博のレガシーに
8 榎本佳樹生誕150年記念事業について
9 幻の野鳥図鑑「原色野鳥ガイド」~甦る数十年前の鳥類図鑑画~
10 身近な鳥から鳥類学 第64回 近頃、海ガモ3種は減っている?
11 小山慎司の日本列島鳥見旅 第14回
12 鳥ガールのぐぜり 第23回
13 かもめコーヒー今日のお客さま 第5回
14 例会報告/オンライン野鳥フォーラム報告
16 研究ダイアリー/探鳥会のリスクマネジメント 第2回 
17 そんぐぽすと クマタカノート①
18 鳥信 こんな鳥観たよ マガン、ソリハシセイタカシギ他
22 幹事会報告/天満繁昌亭出演他
23 次号予告/編集後記  
24 イベント情報/大阪自然史フェスティバル/新型コロナウイルス対応
別冊 探鳥会のご案内