むくどり通信272号(2022年3月号)
発行日:2022.03.11
特集 ミサゴとトビ
特集記事
川や池、海岸などの開けた水辺でよく観察できるミサゴとトビ。
長い翼をゆっくり上下させ、水辺の上空を飛び回り、空中でのホバリングから狙いをつけて、翼をたたみ頭から降下、水中へと両足を伸ばし突っ込んでいく迫力のある狩りを行うミサゴ。両足の鋭い爪で魚をしっかりつかんで調理場へと飛んでいく姿もよく観察できる。
一方、トビは飛行の名手。少々の風が吹いても、翼や尾羽をうまく使い、軽やかに空を舞う。主に魚や小動物の死骸などを食べるスカベンジャー(掃除屋)だが、観光地などでは人の手から油揚げならぬお弁当をさらっていくことも。猛禽に似合わず、やさしい顔つきをしている。
最も観察する機会の多い猛禽類のミサゴとトビ、そのくらしを見てみよう。
contents
2 特集 ミサゴとトビ
3 口絵写真 ミサゴ / トビ
6 ミサゴをじっくり観察してみよう
7 トビのねぐら入りを見る
8 大阪府内のミサゴとトビの生息状況と営巣
10 ミサゴとトビ 比べてみれば・・・
11 身近な鳥から鳥類学 第61回 送電鉄塔に巣をかけてミサゴは増える?
12 小山慎司の日本列島鳥見旅 第11回
13 かもめコーヒー今日のお客さま 第2回
14 例会案内
16 例会報告/オンライン野鳥フォーラム報告
18 鳥ガールのぐぜり 第20回
19 そんぐぽすと お年玉クイズ答え
21 研究ダイアリー/泉大津のハヤブサ
22 鳥信 こんな鳥観たよ
26 幹事会報告/保護活動 夢洲プロジェクトチーム 発足
27 次号予告/編集後記
28 イベント情報等