錦織公園定例探鳥会の報告:平成25年度上半期
- 日影の風は心地よいものの、まだまだ厳しい残暑。残念ながら期待していたタカの渡りには出会えず。
- それでも、ホオジロの幼鳥を確認したほか、カラの仲間ほかの混群に交じったメボソムシクイも確認。
- 集合前の細谷池のカワウ・カルガモ、昼食休憩中の河内の里のツツドリ。
- 解散後の石畳の里のサンショウクイなどを含め、32種を確認。
- 現地配布資料
- 参加リーダー:杉本英・杉本マ・藤崎・浅野・上村(報告)
- 朝方からの雨で会員・一般参加者がなく、リーダー5名で繁殖調査を兼ねて実施。
- 開始早々、石水苑でアブラゼミをフライングキャッチし、横枝に裏返しにして押さえつけ腹をつついて食べるヤマガラを観察。
- 梅の里でセンダイムシクイ、やんちゃの里の奥でコサメビタキを確認。
- 解散後、ドレミの小橋でエナガ、赤穂池でアオサギ、石水苑上空を飛ぶカルガモを加えて25種を確認。
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- 参加リーダー:杉本英・杉本マ・藤崎・浅野・上村(報告)
- 本日の主役は、ムクドリの群れ。
- 梅の里では、既に色づき始めたエノキの実を食べるようすを観察。
- 桜木の里では、地上で昆虫やミミズを食べているところを確認。
- ささごいの丘に向かう道でコモウセンゴケの小さな花、シジュウカラの幼鳥を確認。やんちゃの里でゴミを拾い、昼過ぎに解散。
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- 参加リーダー:杉本英・杉本マ・藤崎・浅野・上村(報告)
- せせらぎの小径では、この春に営巣したコゲラの巣がどのくらいの深さまで穴が掘られているか、ササの茎で確認、約20cmの結果。
- 上空を飛ぶアマサギ・アオサギ・ダイサギ・コサギを確認したほかは、野鳥の姿も声もめっきりと少なくなった。
- 園内では、ヤマモモやヤマグワがたわわに実り、この時期の恵みを一同で味見。昼前から雨が降り出し、ルートを一部変更し、コモウセンゴケの花を観賞して早めに解散。
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- 参加リーダー:杉本英・杉本マ・藤崎・浅野・上村(報告)
- ヒタキやムシクイ、カッコウなどのなかまは確認できなかったものの、公園内は留鳥の幼鳥のオンパレード。
- 梅の里で巣立って間もないカワラヒワの親子のようすを観察。
- ほか、複数のシジュウカラ・ヤマガラ・エナガ・メジロなどの家族が移動するようすを観察。
- 桜木の里では、ハクセキレイの家族のほか、セグロセキレイの幼鳥も確認。昨年に比べると留鳥の繁殖は順調に推移。
- 梅の里上空では、オオタカが飛翔、カラスにモビングされ、すぐに視界から没した。
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- 参加リーダー:杉本英・杉本マ・藤崎・浅野・上村(報告)
写真の説明:
上・左から@シジュウカラ、Aカワラヒワ、Bイカル、Cカシラダカ、Dギンリョウソウ、Eヒラドツツジ、Fビンズイ、Gノダフジ
- 繁殖地への旅立ちがおわっていない冬鳥の種類が多く、夏鳥・旅鳥では、サンショウクイ・ツバメ・イワツバメ・ヤブサメ・コサメビタキを確認したのみ。
- 4月中旬の気温が低い状態が影響しているのか、キビタキやオオルリ、ムシクイのなかまの声も姿も確認できず残念。
- じゅんさい池東側のサクラで営巣していたシジュウカラが、当日昼前に巣立ちを迎えたもようで、給餌のようすをじっくりと観察。
- 昨年春にシジュウカラが営巣していたやんちゃの里の三輪車の遊具のパイプでは、今シーズンはヤマガラが営巣。
- 大型連休で大勢の行楽客が遊具で遊ぶ隙をねらって、エサを運ぶようすを確認。
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