むくどり通信291号

特集 こんなん撮りました

特集記事

新年あけましておめでとうございます  2026   日本野鳥の会大阪支部長 納家 仁
会員の皆様におかれましては、健やかに新春をお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。
旧年中は、当会の活動に対し、温かいご支援、ご協力をいただき、ありがとうございました。
さて、昨年は大阪・関西万博が開催され、夢洲が大きく注目されました。しかし、その華やかな舞台の裏では生物多様性ホットスポットとして渡り鳥を代表とする多くの生き物たちが命をつないできた湿地環境が失われたことを忘れるわけにはいきません。
昨年1月には、私たちは環境NGOと共に、「大阪湾岸の生物多様性豊かな干潟・湿地を取り戻すための共同宣言」を公表し、大阪湾岸での生物多様性の損失を止め、回復軌道に乗せるネイチャーポジティブの実現に向けて動き出したところです。
9月15日には、RSPB(英国王立鳥類保護協会)の研究者を招へいし、国際シンポジウムを開催しました。東アジア・オーストラリア地域フライウェイの中での大阪湾岸の重要性やポテンシャルの高さが再認識され、多くの皆さまに大阪湾岸の渡り鳥の保護やネイチャーポジティブの重要性について考えていただける機会となりました。
本年も、引き続き夢洲をはじめとする大阪湾岸でのネイチャーポジティブの実現に向けて取り組んでいきます。
渡り鳥には国境はない、地球規模で何千キロも旅をする渡り鳥に思いを寄せて、大阪湾岸での取り組みを皆様とともに進めていきたいと思います。
野鳥や自然を守る活動を強く大きくするためには、会員数の回復への取り組みも不可欠です。鳥たちがいかに素晴らしい生き物であるかを理解されている皆様、ぜひその思いを周りの人々にも伝えましょう。探鳥会へのお誘いなどを通じ、鳥や自然を愛する仲間を増やしましょう。本年も皆様のお力添えをいただけますようお願い申し上げます。

contents

2 新年あいさつ
3 会員投稿特集 納涼野鳥まつり投稿写真セレクト
6 こんなん撮りました 投稿写真セレクト
9 身近な鳥から鳥類学 第80回 大阪のウミウ 今とこれから
10 小山慎司の日本列島鳥見旅 第30回
11 そんぐぽすと / 鳥類目録編集委員会の発足
12 カラス、語る 新米バーダーの非日常 第2回  
13 かもめコーヒー・今日のお客さま 第21回
14 探鳥会報告
17 カモ類識別講座(講義と実習)の報告
18 鳥信 コハクチョウ、謎サギ、カラフトムジセッカ他
22 幹事会報告 /連携団体総会報告 / 保護活動
23 次号予告 / 編集後記
24 お年玉クイズ / イベント情報