むくどり通信265号

むくどり通信265号(2020年11月号)

発行日:2020.11.13

特集 大阪のオオタカ 過去・現在・これから・・・

特集記事

かつて大阪では見かけることも稀であったオオタカが都市公園など身近な場所でも普通に観察できる鳥となって久しい。
里山保全のシンボルとして特別な存在であったオオタカ。個体数が増加したとして「種の保存法」の希少野生生物種の指定が解除(2017年)されたように、現状では絶滅の恐れがある種とはいえない。
しかし、大阪では一時増加傾向にあったものが今は明らかに減少傾向にある。
本特集では、小海途銀次郎さんに「大阪のオオタカ40年物語」として、大阪のオオタカの過去から現在までの生息状況について、40年に及ぶ自らの観察やオオタカ調査委員会の委員として保護に関わられたことなどを振り返っていただいた。
又、清水俊雄さんにはオオタカの保護をめぐる活動や今後の課題について報告いただいた。
本特集を契機に、「大阪のオオタカ」の過去・現在・これからに思いを寄せていただければと思う。

contents

2 特集 大阪のオオタカ 過去・現在・これから・・・
5 「大阪のオオタカ40年物語」小海途銀次郎
20 オオタカ「種の保存法」の指定解除とその後 清水俊雄
22 身近な鳥から鳥類学 第54回 市街地周辺で営巣する大阪のオオタカ
23 小山慎司の日本列島鳥見旅 第5回
24 探鳥会案内
26 鳥ガールのぐぜり 第13回
27 鳥信 こんな鳥観たよ アカオネッタイチョウ、チゴモズ、タカサゴモズ、シマノジコ他
30 幹事会報告/ そんぐぽすと 読者プレゼント
31 次号予告/編集後記
32 大阪支部の探鳥会の再開について