むくどり通信263号(2020年6月)
発行日:2020.06.12
特集 鳥の羽根を楽しもう
特集記事
フィールドで拾った1枚の鳥の羽根が、鳥のどの部位の羽根なのか、色や模様の特徴からすぐに種名が特定できるものもありますが、いろいろと調べても見当がつかないということもあります。
2020年1月18日に開催した室内例会「鳥の羽根鑑定団~この羽根の落とし主はだれですか~」は、羽根好きの皆さんが集い、自慢の羽根コレクションを見せあったり、「落とし主?の羽」の大鑑定会も行われ、大阪支部の室内例会史上、一番といってもよいほどの盛り上がりをみせました。
今回、室谷勝美さん、久下直哉さん、寺川裕子さんの「鳥の羽根鑑定団」の三人の鑑定士の皆さんにお集まりいただき、鳥の羽根の魅力や楽しみ方などについて語りあってもらいました。
鳥は羽を使って空を飛び、羽が体の色どりをつくります。鳥という存在は羽なしには語れません。
鳥の体の表面を覆う羽や翼や尾羽の構造を学ぶことは、鳥を知るためにはとても大切なことなのです。
今回の特集を通じて、皆さんが鳥の羽根により関心を持っていただければ幸いです。
contents
2 特集 鳥の羽根を楽しもう
8 鑑定団 羽根はね 談議
10 誌上鑑定 鑑定団への鑑定依頼
11 ゴイサギの飾り羽根/楽しいカモの羽毛拾い 他
12 佐渡への旅 ~キンちゃんの羽根に託された思い~
13 小山慎司の日本列島鳥見旅 第3回
14 身近な鳥から鳥類学 第52回 ドバトとキジバト
15 鳥ガールのぐぜり 第11回
16 例会報告
18 研究ダイアリー
19 鳥信 こんな鳥観たよ シマアジ越冬、ヤツガシラ、オガワコマドリ、マミジロキビタキ、コホオアカ他
22 夢洲のコアジサシを守ろう
23 次号予告/編集後記
24 定時総会案内/新型コロナ感染拡大防止のための対応