錦織公園定例探鳥会の報告:平成21年度(2009)下半期分

12月27日

まず、細谷池のムクノキに集まるイカルの群れ、水面のカモのなかまを観察。梅の里では、シメの特異な羽の形を間近で確認。河内の里の池では、カワセミの採餌のようすをゆっくりと観察。公園内のあちこちでカラ類の混群に遭遇。奥之池でハヤブサの飛翔を観察してしめくくり。

11月22日

石水苑ではキセキレイ、梅の里の池でカワセミ、エノキの枝先でシメの群れなどをじっくりと観察。赤穂池を望む中央園路からは、カワセミとジョウビタキ♂を同一視野で堪能。せせらぎの小径では、ジョウビタキ♀が目の前に降り立ち、一同驚きの声。メジロ・エナガ・シジュウカラ・コゲラの混群とは、あちこちで遭遇。残念ながら、ルリビタキとキクイタダキは、一部の方が確認したのみ。次回に期待。鳥合せ後、細谷池でコガモ・クサシギを確認。

10月25日

赤穂池の築堤上でノスリが上空を飛翔、その後公園内のあちこちでノスリを確認。梅の里ではジョウビタキのオス2羽が縄張り争い。奥之池では、ヒドリガモ・コガモの群れにバンの幼鳥。やんちゃの里では、ハイタカの飛翔。河内の里の池では、マユミの実を食べにくるジョウビタキのメスをじっくりと観察。ウグイスやヒヨドリの水浴びも確認。鳥合せ後、細谷池ではマガモとクサシギを確認。例年に比べ、カモの仲間の飛来が少ない。

9月27日

タカだけでなく、ヒタキの仲間に出会うことができなかったものの、公園のあちこちでメジロ・エナガ・シジュウカラ・ヤマガラ・コゲラがゆるい混群を形成する中にセンダイムシクイとメボソムシクイを確認。南浦谷池では、若いカワセミを間近で観察することができた。鳥合せ後に有志が出かけた細谷池では、錦織公園では珍しくクサシギを発見。

8月23日

集合時にカワラヒワの幼鳥を観察。開始早々、梅の里南側の池でカワセミの飛翔を確認。梅の里では、コサメビタキをじっくりと観察。足を延ばした南浦谷池では、カイツブリの親鳥2羽、幼鳥4羽の家族に遭遇し、幼鳥の大きさの違いや親鳥の給餌のようすを観察することができた。

7月26日

降水確率が高かったものの、13名の方が清掃探鳥会に参加。集合前に石川の段丘上を飛ぶアマサギやダイサギ、コシアカツバメを確認。昼食休憩中には、河内の家のすぐ裏でコジュケイのけたたましい声。一斉に駆けつけると、幸い枝にとまった姿と樹間を飛ぶところを目撃。留鳥は幼鳥の姿がよく目に留まり、成長との違いをじっくりと確認することができた。