錦織公園定例探鳥会の報告:平成20年度(2008)上半期分
5月25日
前夜からの激しい雨も上がり、木々の緑が美しい。出発早々、シジュウカラ親子の群れ数組と遭遇。オスとメスや親鳥と幼鳥の違い、採餌や給餌のようすなどをじっくり観察したほか、親と子の鳴き声の聞き分けにも挑戦。園内のあちこちでは、キビタキやイカルの弾むような美しい声。秋に鳥たちが好んで食べる木の実が、この時期にどんなようすをしているのかについても学習。
4月26日
絶好の行楽日和、やんちゃの里も大賑わい。家族がシートを広げて弁当を食べたり、ボール遊びをしたりしているすぐそばでシジュウカラが子育て中。周囲を警戒しながら巣穴にエサを運び入れるようすやヒナの糞をくわえて飛び出す様子を離れた場所からじっくりと観察。ドレミの小橋の横の階段近くでもシジュウカラが繁殖活動中。お目当ての夏鳥のさえずりはもう一つでも、命懸けで繁殖している鳥たちのようすを目の当たりにし、感動を覚えた。
3月23日
梅の里では、イカルとシメの群れ。イカルとシメの大きさの違いやシメの冬羽と夏羽、嘴の色の違いなどをじっくりと観察。途中ツバメが上空を旋回。じゅんさい池では、昼食をはさんで、カワセミのハンティングを堪能。最後は、奥之池に出現したアオバトで締めくくり。
2月24日
細谷池でカモ類を見た後、公園に戻る途中の草地でトラツグミの採餌をじっくりと観察。梅の里では、ルリビタキの雌雄を確認。昼食休憩時には、やんちゃの里の鉄塔に止まるオオタカを発見。じゅんさい池ではカワセミのハンティングを堪能。底冷えのする1日、充実した観察会となった。
1月27日
梅の里・ドレミの小橋・じゅんさい池・はんのき坂でそれぞれ体色の異なったルリビタキに遭遇、性別・年齢談義に花が咲いた。底冷えのする1日だったが、幼児と祖父母、小学生と母親の2組のファミリーが参加、終始和やかな雰囲気の探鳥会であった。