錦織公園定例探鳥会の報告:平成20年度(2008)下半期分

11月23日

開始早々、トラツグミを発見。細谷池では、1羽のイカルがムクノキの実を器用に食べるところを目の前でじっくりと観察。桜木の里では、落ち葉やコケの上で採餌するクロジ♂を珍しく長時間にわたって観察することができた。昼食休憩時には、一部の参加者が錦織公園では初めての確認となるヒメアマツバメの2羽の飛翔を目撃。奥之池では、枯れたマツの梢に止まるハイタカ♂を観察。再び、ヒメアマツバメが上空に現れ、幸い全員が見ることができた。

11月23日

三連休の中日、好天に恵まれ、錦織公園が初めての方5名を含む30名の参加者。早朝にあめんぼ池でルリビタキの姿とウソの声を確認したとの情報により、通常とはコースを変更。途中、梅の里では、ルリビタキ・イカル、奥之池ではヒドリガモ・オナガガモ・オオバン・カワセミのほか、上空を舞うハイタカをじっくりと観察。あめんぼ池では、お目当てのルリビタキとウソを残念ながら確認できなかった。昼食前には、地元自治会が進めているビオトープを見学。尾根の花径では、オオタカの旋回を観察。猛禽類や冬の小鳥など、初めての方にもご満足いただくことができた。

10月26日

集合時には朝方からの雨も止み、曇り空のもと6名でスタート。開始早々、パークセンター横の雑木林でキビタキのメスを長時間観察。梅の里ではシメの群れを発見。昼前から降り出した雨をものともせずに観察を続け、一の谷の広場でジョウビタキの雌雄、河内の里でメジロを中心とした30羽以上のカラ類の混群、奥の池のほとりで単独のアトリ、複数のビンズイを確認。最後は、キビタキのメスの枝移りでしめくくり。鳥合せのあと、エナガ・シジュウカラの混群と遭遇。

9月28日

前日に快晴でタカの渡りを確認したため、期待して奥の池へ。どんよりとした曇り空で、タカが渡る気配なし。じっと待ちながら、カワセミやセキレイの仲間、カラ類などの小鳥たちをじっくりと観察。水面には、ヒドリガモのオスを1羽確認。河内の里で昼食休憩後、いざ出発のそのとき、北東の空からタカの群れが2回も続けて出現。かなり低いところを旋回したため、下面の模様を十分に観察することができた。コサメビタキ・エゾビタキ・キビタキなども確認、錦織公園定例では、5年ぶりのタカ柱であった。

8月24日

朝まで降っていた雨も上がり、無事にスタート。早々にメジロ・カラ類・コゲラの混群に遭遇。梅の里では、イカル・ホオジロ・コサメビタキを確認。昼食休憩時には、上空を飛ぶヤマシギを目撃。河内の里北川の広場では、セグロセキレイとハクセキレイの若鳥がすぐ近くにいて、過眼線と眉斑の違いをゆっくり観察。解散前に梅の里に立ち寄り、ツツドリを確認。最後、公園事務所東側の池でカワセミを全員が観察して締めくくり。

7月27日 夏休み中の日曜日にもかかわらず、厳しい暑さのためか人影が少ない。鳥の姿も鳴き声も同じく少ない。都市公園として整備されているために大きなゴミは落ちていない。昼食休憩前、タバコの吸殻や花火の燃えカスなど、やんちゃの里一帯を一斉に清掃。皆さん、お疲れさまでした。