錦織公園定例探鳥会の報告:平成19年度(2007)上半期分
6月24日
集合時に強い雨が降っていたものの、参加者が2名おいでになったので、リーダー3名と午前中で切り上げることとして出発。パークセンター駐車場の構築物にハクセキレイとムクドリが営巣・餌運びをしているところを確認。繁殖が終わったヒヨドリの巣のつくりをじっくりと観察。ヤマガラやシジュウカラ、ツバメやカワラヒワ、スズメやムクドリなどの成鳥と幼鳥の識別をマスター。雨にぬれたネムノキの花を見、熟れたヤマモモを楽しむことができた。
5月27日
黄砂が降る中の探鳥会が始まった。駐車場の横のクスノキでヒヨドリが抱卵する様子をゆっくり観察。梅の里では、親鳥に餌をせがむ愛らしいツバメの幼鳥4羽を観察。途中、イカルの声を聞きながら、せせらぎの小道とじゅんさい池では、本探鳥会では珍しいメボソムシクイの声(姿は一部の参加者のみ)を確認。ウグイスの声は何度も間近で聞かれたが、最後まで姿の確認には至らなかった。
4月22日
雨の予報にもかかわらず、小学生3名を含む地元寺池台三丁目自治会の方々が15名、探鳥会が初めての方も合せて36名が参加。夏鳥のツバメが上空を飛ぶ中、ビンズイ・シロハラ・ツグミ・アオジなどを観察。オオルリやキビタキは探鳥会の時間帯には確認することができなかったが、ドレミの小橋の手前で、サンショウクイ4羽の鳴き声と姿を確認。マヒワの群れ、アカハラやヤブサメのさえずりなど、季節の移り変わりを身体で実感することができた。
3月25日
出発時に雨が残っていたため、パークセンターの中からしばらく観察。30分ほどで小止みになったので、トラツグミを期待して梅の里に向かったが、残念ながら出会うことができなかった。河内の里の手前でマヒワの群れに遭遇。やんちゃの里でアオジとクロジ♀をじっくりと比較しながら観察。アメンボ池では採餌するカワセミの姿に一同感激。河内の里ではシロハラのさえずる姿を目の当たりにし、一同またまた感激。鳥合せ終了後に、マガモとキセキレイを確認。
2月25日
探鳥会が初めての方14名、最年少5歳の男の子を含め本探鳥地最多の35名の参加があった。桜木の里でシメ、じゅんさい池でカワセミの採餌をゆっくり観察。池畔の広場付近のアカマツには、カラ類の混群にヒガラやキクイタダキまで出現。須賀小池に足を延ばすとオシドリ・ホシハジロ等のカモ類、ジョウビタキ♀、憧れのルリビタキ♂をじっくりと観察。奥の池では、ウソの群れも確認。公園のあちこちでウグイスやカラ類の囀りも確認し、充実した探鳥会であった。
1月28日
探鳥会が初めての方1名、錦織公園が初めての方1名が参加。幸先良く、公園入口の石垣付近でルリビタキ♂を確認。赤穂池西側の林でカケスの姿も確認出来た。奥の池では、ヒドリガモ・オオバン・バンをじっくりと観察、全員がオオバンとバンの見分けをマスターすることができた。アメンボ池近くでは、ヒガラを含むカラ類の混群に出会い、愛らしい姿に一同感激。鳥合せ後に参加者とリーダー複数がジョウビタキを確認し、リストに追加。