大阪南港野鳥園定例探鳥会の報告:平成23年度上半期
- 湿地エリアで観られた大半がカルガモとサギ類、それ以外に早くも北から渡ってきたマガモ・コガモ(共にエクリプス状態)と追っかけ合いするミサゴを観察した。
- シギ類は猛禽出現の影響で数は少ないが中央展望塔でアオアシシギ、北観測所に移動してからはオオソリハシシギ・キアシシギ・イソシギを観察した。
平成23年8月28日(日)
天候
43名
観察種数
- 今回は43名の参加者、更に京都支部でも探鳥会が行われ、中央展望塔内は大勢の観察者で賑わった。
- 大潮で正午頃干潮になる湿地エリアでは、数こそ少ないがシギ・チドリ類をじっくり観察した。
- 緑地エリアは猛暑のせいか鳥の姿も少な目。今後に期待したい。
- 清掃探鳥会ということで、今回は普段入れない北池の辺りを清掃。わずか10メートル程を探したが、プラスチック容器をはじめ海からの漂流物がゴミ袋数個にもなった。
- 探鳥は、カルガモが群れをなして水面を行き来するなかシギ・チドリを類数羽観察、また汽水では珍しいカワセミの若鳥が来訪した。
- 湿地エリアでは三池すべてでカルガモの群れが観られ今回一番の出現数となり、後はシギ・チドリ・サギ類を数羽観察した。
- 緑地エリアへ移動し、ムクドリの親子他を観察した程度だったが、この日猛暑にもかかわらず木陰の下では思った程暑さを感じず、樹木の持つ力を体験した。
- 西池ではオバシギをはじめとしたシギ・チドリ類を観察出来たが干潟の出現がそこそこだった為数も少な目。
- 南池ではまだカモ類の姿を観る事が出来た。
- 緑地区へ夏鳥を探し移動をしたが、探鳥会以外の観察者が多くいた為かオオルリ一種のみ記録となった。