南港野鳥園定例探鳥会の報告:平成22年度(2010)上半期分

6月27日

大潮で干潮時間が午後過ぎの為干潟の少ない状態だったが、中央展望塔では北池・西池を中心にカワウ・サギ類とその足元を歩くシロチドリ等を観察、緑地エリアでは舗道を歩くハクセキレイ・ムクドリ等、北観察所では干潟に群れるシロチドリを観察した。雨に降られず無事終わる事が出来、良かったです。

4月25日

珍鳥のシベリアオオハシシギが来ているとの話題で集まった人たちに混ざってその姿を観察、中央展望塔・北観察所ではハマシギを中心に干潟を歩くシギ・チドリ類をじっくり観察した。緑樹エリアではオオルリ・キビタキを多数観察、その美しい姿を観る事が出来た。

3月28日

中央展望塔では早くも渡って来たオオソリハシシギや、コチドリとシロチドリは違いを見ながら観察した。南観察所では葦の中を飛び回るオオジュリンを観察、北観察所では群れを成して干潟にいるハマシギ・シロチドリを観察した。また、そろそろ見納めであろうジョウビタキ・シロハラ・ツグミもまだ観る事が出来た。

2月28日

明け方まで降っていた雨も上がり、9名の参加者での開催となった。中央展望塔では池が満潮だった為シギ・チドリはイソシギのみ、カモ類も数羽だったが、ナンキンハゼに止まるカワラヒワやツグミを近距離で観察出来た。その後、頭上を通るメジロを観ながら園内を移動。南観察所では大阪湾に浮かぶカモメを、はばたきの丘付近ではシロハラ・ジョウビタキ等を観察した。

1月30日

1月は日没後に野鳥園に戻って来るカモと星の観察で開始は16時半から。池にはカイツブリとキンクロハジロやコガモが居て展望塔の側でモズが塒入りのご挨拶。暗くなり出すと遠くにカモメの仲間が列を作って移動、肝心のカモ達は数が少なくかなり暗くなってからなので特徴的なシルエットしか見分けられなかった。その後外に出て昴やM42、冬の大三角など星を観察。シルエットのカモと明るいうちに見たセグロカモメは仲間を含めて○印にしました。