南港野鳥園定例探鳥会の報告:平成21年度(2009)上半期分

6月28日

梅雨の時期とは思えない好天。展望塔からは数は僅かだがシロチドリとコチドリが同時に見られ違いが比べられる観察でした。その後、南池の端から北観察所まで回りましたが林の中は殆ど鳥の声がなく、ハクセキレイとムクドリが道案内宜しく前を歩きました。最後にミサゴが飛来し池の木にとまると、コアジサシのしつこい威嚇飛行で時々バランスを崩すのが観られました。

5月24日

雨天中止

4月26日

強風で少し寒い曇日。池にはコガモが意外にたくさん残っていた。ホウロクシギが飛来しチュウシャクシギの側に降りたので見比べることが出来た。シギチの仲間は9種、中でもメダイチドリは珍しい亜種だった。林の中は風が強いので小鳥は見付け難かったがオオルリやアカハラなどが見られ、人なつこい?ツバメが我々の側を飛回っていました。

3月22日

雨は開始時間前に上がりましたが西池と南池を繋ぐ水門にミサゴが腰を落着け、チュウヒが園内を隈無く飛回るのでたった1羽のホウロクシギもついに飛去。北観察所の外側に広がる更地にシロチドリが歩き回っているのを観察、また南池の端から遠くの防波堤に風を避けて並ぶ多数のカモメの仲間が見えましたが特定不能でした。

2月22日

天気予報の「3月の陽気」とは裏腹に寒い一日。西池でカイツブリが少し大きめの魚を飲み込むのが観られ、スズガモ♀とキンクロハジロ♀が一緒に居たので比べて観察出来きました。また展望棟前の葦原のあちらこちらでオオジュリンが採餌。トラツグミを探して南池の端から北観察所まで回りましたが、林の中は静かで小鳥が殆ど居なかったが残念でした。

1月24日

昨年に引続き1月は日没後野鳥園に戻って来るカモと星を観る17時からの探鳥会でした。日没前に北池の葦原に隠れていたクロツラヘラサギが姿を見せ、西池にカイツブリ・ホシハジロ、南池にはコガモ・オナガガモと109羽のツクシガモが観られました。暗くなるにつれカモ達が戻るのを待ちましたが目視の限界で、最後に外で星と星座を観察しました。