南港野鳥園定例探鳥会の報告:平成20年度(2008)下半期分

12月28日

お天気は晴れ、強い風のためスッキリとした視界。満潮後1時間で干潟は無し。展望塔から芦原の向う陰にツクシガモの首から上だけを確認、のち南観察所から南池に浮かんでいるのが見られたのが本日唯一のカモでした。外海の遠い防波堤下段にカモメの仲間が多数並んで居たが判別は不能。展望塔前などの草木が刈込まれ通称コガモ池が見易くなりました。

11月23日

猛禽のおかげでカモの仲間はカルガモだけ。ミサゴがボラを捕まえて飛来し、展望塔から食べるところを観察出来た。その後チュウヒが飛来、折角見つけたアオアシシギに逃げられてしまいました。南池の外海に浮かぶセグロカモメとウミネコの違いを観察して北観察所に向かいましたがシロハラはまだ木の上に、見つけたジョウビタキは全て♀でした。

10月26日

折角の干潮なのにシギチの仲間は2種。展望塔からアオアシシギやサギの仲間を観察、その後アリスイを探しに小雨の中を南池の端まで行きましたが見つからず、ジョウビタキ♀を確認。引続き北観察所までアトリを探しに向かいましたがそろそろ色付きだした木々の葉っぱが邪魔でシジュウカラとメジロしか見つかりませんでした。閉園後にカモが戻って来るそうです。

9月28日

久しぶりに探鳥会と干潮が重なり干潟にトウネン群れ、その中にコオバシギ1羽。期待のカモの仲間は4種。南池の端からアオアシシギなどを観察中気が付けば真後ろの防波堤にイソヒヨドリ、近距離で観られたが皆が「色が悪い」などと云うので気を悪くしたかヒョイと防波堤の裏に隠れその後飛去。最後にはばたきの丘に向かったが林の中では出会えなかった。

8月24日

本日は京都支部の探鳥会と重なり展望塔は久々の賑わい。ところが肝心の「渡り」のピークがお盆の頃だったそうで少し過ぎてしまっていたのが残念です。南池の端まで行くと外海の防波堤にカワウがその下のブイにウミネコの団体さん?が見られ、最後に行った北観察所の上空にミサゴ2羽が出て来てくれました。

7月27日

大阪支部の探鳥会は8月が夏休みですが南港野鳥園の8月第4週は渡りが始まっているから、夏休みをひと月繰り上げ清掃は担当者有志がアオサ取りに参加しました。例年になくアオサがあまり育っていない状況で、頭上でセッカがヒッヒッヒッ・・・と鳴きながら飛び回るもと一生懸命小さなアオサをかき集める作業でした。