南港野鳥園定例探鳥会の報告:平成20年度(2008)上半期分

6月22日

先月と同様にお天気は雨、満潮直後で参加者が来られませんでしたから探鳥会は中止にしました。出現鳥種は展望塔からの参考記録です。雨の中アオサギやカワウが佇んでいましたが、雨があがり日が射し始めるとセッカが何度も何度も飛び回りコチドリが胞卵しているのが観察出来ました。また、野鳥園では珍しいゴイサギが展望塔の側を通過して行きました。

5月25日

雨があがらず潮目も悪いからか参加者が来られませんでしたので、やむなく探鳥会は中止と致しました。出現鳥種は展望塔からの参考記録ですが、この時期には珍しいキリアイのオス成鳥1羽が展望塔の近くに来たのでじっくりと観察出来ました。

4月27日

今月も干潮が午後なので早々に山野の鳥を探しに丘の方に向かい、センダイムシクイの鳴き声を聞き頭上の木のてっぺん付近に姿を確認。林の中でオオルリ・キビタキを観たあと北観察所でオオソリハシシギ・チュウシャクシギなどを観て展望塔に戻るとトウネン・キョウジョシギやコガモ等も観察する事が出来ました。

3月23日

干潮は午後なので干潟は出ていなかったが開始直後に展望棟からアカアシシギと今期野鳥園初認のコチドリを観察、南池の端まで行くと目の前の葦原の中にオオジュリンがチラチラ見えました。北観察所からは現れ始めた干潟にシロチドリの群れを確認、そこにハマシギの群れが合流し久しぶりの南港らしい探鳥会になりました。

2月24日

大阪市北区生涯センターの環境講座の皆様が野鳥園の見学に来られ探鳥会にも参加頂きました。ノスリが居座っていたので寒風のなか南観察所へ、林の中ではメジロがチョロチョロと、池の端で遠くに飛ぶミサゴなどを確認。多数のコガモが淡水池に入ったので展望塔に戻り観察して頂きました。そのあと北観察所からはシロチドリが見られました。

1月26日

野鳥園主催の「南港生きもの発見隊、夜の野鳥園と星の観察」に便乗して17時からの探鳥会を致しました。居座っていたオオタカがハシブトガラスに追われると池はカイツブリとキンクロハジロだけ。展望塔でカモの仲間が帰って来るのを待っていると、暗くなるとともにツクシガモを先頭にあっという間に池は数百?の数になり感嘆の声が上がりました。すぐに目視では判別不能で鳴き声で確認。その後外へ出て火星やスバルなど星を楽しみました。