淀川定例探鳥会の報告:平成22年度(2010)下半期分

2月20日

今月は淀川の右岸を下って探鳥を行った。長柄橋を渡り川岸に下りてすぐに、周辺で繁殖しているハッカチョウを観察。柴島実験干潟では葦原に止まるオオジュリンやホオジロ、干潟にいるカモ類等を観察した。先に進み、新御堂筋を越えると葦原の上を飛ぶチュウヒの姿を観る事が出来た。

1月16日

大寒波で所々で氷を目にしながら城北方面へ。淀川大堰周辺でホシハジロ・キンクロハジロ・ヒドリガモの群れを観察。赤川鉄橋〜城北公園付近では葦原を飛び移動するベニマシコ・マヒワ・アオジ等と、風に逆らい飛ぶチョウゲンボウを観察した。

12月19日

真冬を感じさせる寒気のなか城北方面へ。淀川大堰でホシハジロ・キンクロハジロを中心としたカモの大群、更に上流ではヒドリガモとオオバンの群れを観察、その間に体色の黒っぽいオカヨシガモや白っぽいアオサギを観察した。赤川鉄橋付近では草や枝の先に止まるジョウビタキ・モズ・ホオジロを観察した。

11月21日

快晴で温かな気候のせいか、あちこちでヒバリが空に向かって囀り、若いウグイスが歌の練習をしていた。淀川大堰の上流側ではホシハジロ、キンクロハジロが1000羽近く、となり、オオバンの餌をヒドリガモが横取りするなど冬の訪れも感じることができた。

10月17日

今回はスコットランドからの参加者を含め27名の参加者で城北方面へ。毛馬大堰では対岸の小さな姿だったが今期最初のカモ類の群れを確認。移動する先々でモズが囀り、赤川鉄橋付近の草原ではノビタキが同時に数羽観る事が出来た。 9月19日 猛暑も和らぎ観察しやすくなったが、鳥のほうは相変わらず数が少なく、カワウ・カラス・スズメを観察しながら城北方面へ移動。途中、川沿いの草原の中を歩き植物観察を兼ねているとモズが囀り、さらにノビタキの姿を数名の参加者が観る事が出来た。

7月18日

前日に梅雨開けし、強い陽の射す猛暑のなかでの探鳥会となった。今月は清掃探鳥会で、煙草の吸殻・空き缶・ペットボトルを中心に、なかには数メートルの長さの釣り糸なども回収した。野鳥の方はスズメ・ムクドリの声を聴く程度で、オオヨシキリの囀りも聴こえないやや静かな探鳥でした。