大泉緑地定例探鳥会の報告:平成19年度(2007)下半期分

12月9日

昼からは北西の風が強く気温12度、寒かった。大泉池上空にユリカモメの大群が舞う。カワセミがあちこちの水辺に出る。水流では、枝からとび込んで魚をとった。石のくぼみではメジロ、シジュウカラの水浴び、アトリも来る。カキツバタ園にはジョウビタキの♂♀、頭泉池にオオバン7羽もいた。

11月11日

オカヨシガモ、ヨシガモもいて大泉池は賑わってきた。水流の石の上では、盛んに尾を上下に振るキセキレイをじっくり見る。喉は白く下腹と尾羽の一部分の黄色が美しい。昼食後にはオオタカと、カラス数羽の行ったり来たりする追いかけ合いのバトルを目にした。

10月14日

緑地内、モズが行く先々で鳴いて秋を感じる。赤い木の実の色のような、キビタキのオスの喉から上腹が鮮やかな橙黄色の個体を、近くで十分観察した。頭泉池のヨシやガマが混じった草原でヨシゴイ幼鳥のフワリと飛ぶ姿を見ることができた。

9月9日

サギの季節がやって来ました。8月は、アカガシラサギがいた。今日はチュウサギ22羽ほどヒシのある池にいた。手前には、蓮が広がっていた。頭泉池で白くなったアマサギを見た。ムシクイの仲間を見たが最高気温33度の 残暑のきびしい日だった。カワセミもいた。

7月8日

梅雨の時期、地面は湿っている。汗をかいてのゴミ拾いとなった。シジュウカラの黄色味が残る幼い姿が木の葉から見え隠れした。水浴びのあとのヒヨドリ、水面 すれすれに飛ぶツバメ、蓮の花がきれい。林の中の地面ではムクドリの群れが多かった。