万博公園定例探鳥会の報告:平成24年度下半期
写真はクリックすると拡大してみることができます。写真の説明左から(撮影:平さん)
- コゲラの赤い斑点を見ている所
- 探鳥会では梅林を通りませんでしたが、満開の紅梅をバックに太陽の塔を
- クロガネモチの変化(むくどり通信3月号に説明したクロガネモチの実カラー編です。:クリックしてみてください。)
- 昨シーズン冬鳥が少なく一年以上残っていたクロガネモチの実は、2012年の実が出来てからも1月まで併存していました。
- 2月の探鳥会で2012年の実が先に食べられ2011年の実のみが残っていましたが、3月探鳥会ではすべて無くなっていました。
- クロガネモチの実は花の後6月頃に実がつきますので、今回観察してきた2011年の実は1年9ヶ月液果としての寿命を保ち、最後は1年遅れで鳥(ヒヨドリ?)に食べられたと思われ、大往生でした。
- 数日前から急に気温が上がり、3月上旬とは思えないほどの暖かさの中の探鳥会だった。
- そろそろ渡りが始まっているのか、この冬楽しませてくれたシメやマヒワなどの冬鳥の数が少なくなった。
- また、シジュウカラやヤマガラの囀り、巣材の羽毛を運ぶエナガなど、公園内での繁殖行動も観察できた。
- 今シーズンは冬鳥が多く、例年ならまだ残っているはずのクロガネモチの実がもうなくなっていた。
- 参加リーダー:平、有賀、稲波、廣瀬、田中、山口、卜部、橋本、足立
- 探鳥会開始とともに、いきなりヒレンジャクの群れが頭上を飛んでいった。
- 先月に続き今月もアトリ科の鳥6種とカワセミがよく見られ、歓声を浴びていた。
- マヒワが先月より数が多く、移動してきたのかと思われた。
- 日本庭園の心字池では、万博では珍しい(おそらく2度目)ミコアイサも観察できた。外周のクヌギに止まるアオバトを久しぶりに見たほか、シジュウカラやヤマガラの囀りに、春が近いことを感じた。
- 参加リーダー:平、有賀、稲波、廣瀬、田中、山口、橋本、足立
- 今日はアトリ科の鳥が6種も観察できた。
- シメやイカルの群れのほか、野鳥の森では樹上や地上で採餌するウソをじっくりと、また日本庭園ではサルスベリの実をついばむマヒワを間近で楽しむことができた。
- それに万博のスター、カワセミがあちらこちらの池で何度も楽しませてくれた。
- 今月からチェックリストを鳥類目録改訂第7版に準拠して並べ替えたが慣れるのに時間がかかりそうだ。
- 参加リーダー:平、有賀、稲波、廣瀬、田中、山口、橋本、足立
- 写真下段:ロガネモチの実の変化をチェックしています。
- 昨シーズン冬鳥が少なく、クロガネモチの実は鳥に食べられることなくシーズンが終了しました。
- 今シーズンに入って、新しい実をつけましたが、昨年の実も乾燥せず、腐らず液果のままで残っています。
- 今の季節、今年の実は鮮やかな赤色、昨年の実は日焼けして脱色しましたが、元気です。
- クロガネモチに鳥が来るのは2〜3月なので、その頃両者がどうなっているか楽しみです。
- 寒さが厳しい上に時折強風が吹き、少し辛い探鳥会となりました。
- それでも愛想の良いカワセミやジョウビタキに歓声が上がっていました。
- 万博では久しぶりのキクイタダキを何とか見ることができましたが、先週から入っているはずのウソには出会えませんでした。
- また、傷病鳥の救護活動を行っているNPO法人『日本バードレスキュー協会』の方も参加され、協会の活動内容の紹介と傷病鳥の餌代確保のための缶バッジの販売もありました。
- たくさんの方々の協力により、バッジはほぼ完売となりました。
- 参加リーダー:平、有賀、稲波、廣瀬、卜部、田中、足立(報告)
- 各地の状況から今シーズンは冬の小鳥が面白そう、との期待どおり、開始早々、ヒガラ、マヒワが出てくれた。
- また、ルリビタキ、ジョウビタキ、ツグミ、アトリ、シメなども観察することができた。
- このまま万博公園に定着してほしいものだ。また、ビオトープの池では紅葉した木にカワセミが長い間止まってくれ、その美しい姿に歓声が上がっていた。
- 参加リーダー:有賀、稲波、廣瀬、卜部、山口、橋本、足立(報告)
- 先月に引き続き、今月も渡りの野鳥を中心に観察した。
- エゾビタキ、コサメビタキがよく観察できたほか、ツツドリも間近で見ることができ、歓声が上がっていた。
- ノビタキ2羽も愛想が良く、何度も目の前でポーズを決めてくれた。
- また、早くもシメ、アトリが姿を見せ、今シーズンの冬鳥に期待が膨らんだ。
- 参加リーダー:平、稲波、廣瀬、田中、山口、橋本、足立(報告)