鉢ヶ峯定例探鳥会の報告:平成22年度(2010)下半期
12月5日
良く晴れて暖かだったが、午前中の鳥の出現はもうひとつ。それでも農耕地ではケリの飛ぶ姿や、モズやホオジロの羽色も鮮やかで目を楽しませてくれた。内河池ではヨシガモとマガモの2種が居ただけで、対岸の木にミサゴが止まっていたためかオシドリの姿はなかった。午後からはオオタカやハイタカ、ノスリも現れ、タカの識別にひと苦労。
11月7日
あいにくの曇り空で、小雨もぱらつき、おまけにオオスズメバチの群れに遭遇。やむなく来た道をスタート地点まで引き返し、鉢塚越えで農耕地へ。電線にカワラヒワの群れに混じって、冬鳥のアトリやタヒバリが止まっていた。ツグミは例年より早く飛来しており、イカルの大群が飛翔するのもこの季節らしいながめであった。
10月3日
あいにくの曇り日だったが、集合場所上空に渡りのアマツバメ20数羽が舞い飛ぶ。農耕地でも、コシアカツバメなどツバメの仲間が総勢100羽以上、電線に止まるなどして、さながらツバメデーの様相。田んぼ脇には旅鳥のノビタキの姿も。曇天の下、オオタカがムクドリの攻撃をものともせず悠然と飛ぶ。内河池には、はやオシドリなどカモの仲間が飛来していた。途中から雨となるが、帰りがけにキジのオスが姿を現した。
9月5日
真夏並みの猛暑日。林縁ではアオイトトンボやムラサキツバメなど昆虫の姿がよく目についた。暑さを避けてか野鳥の数は少ない。農耕地ではツバメに代わり、コシアカツバメが飛び回り、モズの高鳴きも聞かれた。また内河池周辺の上空を、ミサゴが風に乗りゆっくりと旋回していた。
7月4日
清掃探鳥会で、いつものコースをゴミ拾いしながら歩く。雨上がりの天気で、晴れるにつれ蒸し暑くなる。コスモス館周辺の草むらにキジが姿を隠し、白樫池では多数のムクドリがヤマモモの実を食べに集まって来ていた。第2豊田川筋で久しぶりにキセキレイ(幼鳥)の姿を見た。キビタキも良くさえずっていた。