鉢ヶ峯定例探鳥会の報告:平成21年度(2009)下半期
10月4日
法道寺上池でカワセミを観察し農耕地へ。黄金色に実った稲田に待望のノビタキの姿があった。土手の畦には色鮮やかなキジの雄。コシアカツバメが群れ飛ぶなか、モズが高鳴きを繰り返し、オオタカを始めタカ類が4種も出現。里山は今、夏から秋に移りつつある。
9月6日
9月とはいえ、まだ真夏の暑さが続く。ツクツクボウシの鳴き声も高く、小鳥の声が聞こえないぐらい。モズが高鳴き、穂が垂れ始めた稲田の上空をコシアカツバメが舞う。あぜ道にはダイサギとチュウサギの群れが、暑さをしのいでいた。
7月5日
清掃探鳥会で、望遠鏡の代わりにゴミ袋とはさみを持って歩く。田植えの終わった水田でダイサギらしいサギの仲間に出会う。くちばしは黄色で、先が黒くチュウサギのようにも思われたが、横にいたアオサギよりは小さく亜種チュウダイサギの幼鳥に議論が落ち着いた。そばでケリの親鳥が2羽の幼鳥を守るため、必死に鳴く姿が印象的だった。