鉢ヶ峯定例探鳥会の報告:平成19年度(2007)下半期

11月4日

モズが高鳴き、柿の実熟す村内を通り抜け農耕地へ。刈り取り後の田んぼには、セグロセキレイとハクセキレイにつづいてキセキレイも現われる。ケリ3羽があでやかな姿で飛び立つ。ノビタキは前月から滞在中。タヒバリが里帰り。トビやノスリ、オオタカなどの猛禽類も出現。

10月7日

桜井神社に伝わるこおどりの発祥地、国神社前を通り法道寺上池へ。定番のカイツブリとカワセミを観察。黄金色の稲田では渡り途中のノビタキがちらほら。昼休み、棚田上空にノスリが現れ、続いてオオタカ、サシバも加わり数羽が旋回を始める。バートーウォッチングの醍醐味を存分に味わえた秋の一日だった。

9月2日

8月の残暑に続く猛暑。歩いているだけで汗が流れる。期待していた旅鳥は見あたらず、観察できたのはメジロなど留鳥が主。コナラの径でコゲラやシジュウカラの混群に出会う。農耕地周辺の上空をミサゴなどタカ類が旋回するなど、暑いながらも秋の気配も感じられた。

7月1日

清掃探鳥会で幹事全員が勢揃い。連日の真夏日にもかかわらず、志ある方々のご参加をいただいた。農耕地まで来るとおよそ100羽のカラスが送電線にとまっていた。また、ドバトが20数羽。それに向かって、若鳥と思えるオオタカが襲いかかる場面も。ホタル橋付近でカブトムシに出会う。トンボもチョウも今が盛りと飛び交う里山の夏。