U50観察会の報告:平成28年度(2016年度)
道場/里山の冬鳥
- 例年、厳しい寒さの中での探鳥会となっていた道場ですが、今回は天気も好く、風も無くて、ポカポカと暖かく過ごしやすい中での探鳥会となりました。
- 里山では、早くもウグイスが囀り、何度もアオゲラの声が聞こえた後、飛んで来て、木に止まる姿も見られました。川沿いの道では、いつもよりカモの数が少なかったのは気になりましたが、当地の常連のクサシギやイカルチドリは、変わらず見ることができました。
- また、川原が広い範囲で野焼きされて、ヨシ原が減っていましたが、そんな中でもベニマシコの真っ赤なオスが、しばらくじっと止まってくれて、一同じっくりと楽しむことができました。
- 終盤、駅に戻る途中の川辺では、ヒクイナも姿を現し、終わってみれば50種を超える鳥を観察することができました。
- 参加リーダー:井上・駒田・山藤
海老江干潟 春の渡りのシギ・チドリ
- 集合場所の駅の高架下では、餌や雛の糞をくわえて行き来する、子育て中のイソヒヨドリの姿が。
- 駅前の空き地では、抱卵中かと思われる、草むらにしゃがみこむケリの姿も見れました。
- 河原でヒバリ・セッカ・オオヨシキリが囀る中、干潟では、春の渡りのシギ・チドリたちが何種か到着してくれているのに出会うことができました。
- 嘴が反っているか・湾曲しているか?足の色は何色か?等々、識別が難しいといわれるシギ・チドリたちの見分けるポイントをチェックしながら、みなさんと楽しく観察することができました。
- 参加リーダー:駒田・五條