U50観察会の報告:平成23年度(2011)

平成24年3月10日(日)

天候:

観察種数:35

平城宮跡・水上池

  • 平城宮跡入ってすぐの梅林では(梅はまだ2〜3部咲き)、お目当てのアリスイをゆっくりと全員で観察することができた。
  • あちこちでモズが出てくれ、ヒバリが囀る中、今季少ないと心配されていたツグミは、何度も群れを見ることができた。
  • 水上池では、カモ類の姿は少なくなってきていたが、マガモやコガモに混じって、ミコアイサ♀が一羽残ってくれていた。数羽のオシドリも確認できた。
  • 昼食後に移動した宇和奈辺池では、古墳の縁の木の枝にとまる、ハイタカ(幼鳥)を2回も確認。
  • その奥では、ざっと数えても150羽はいたオシドリの群れを堪能することができた。
  • 終了後には、有志で奈良公園に移動し、ビンズイやタヒバリを見ることができたりと、大変有意義な探鳥会になった。

平成24年2月26日(日)

天候:曇り

20名

観察種数:50

案内

道場

  • 大阪支部でもたびたび探鳥会が開催されている、武田尾と有馬富士の中間にあって、これまで行く機会のなかった神戸市北区の道場で、武庫川とその支流や、周辺の山裾、農耕地、神社などを巡る探鳥会を開催した。
  • U50からは14名、一般からは6名の参加があった。
  • 当日は、曇天で風も出て、とても寒い1日となってしまったが、山裾でルリビタキのきれいなオスが見られたり、農耕地では電線に止まるニュウナイスズメの群、川沿いではタシギやクサシギ、イカルチドリなども出現して、観察種数は全部で50種類と、冬鳥が少ないと言われる今シーズンとしては、見どころの多い探鳥会となった。
  • また、寒い中にあっても、ウグイスやヒバリ、セグロセキレイなどが、もうさえずり始めているのを聞くことができて、春が近いことを感じることができた。

平成24年1月21日(土)

天候:小雨

観察種数:21

案内

くろんど園地

  • 朝から小雨がぱらつく中、予定通り決行。雨のせいか、思ったより寒くなかった。
  • 前半に期待通りのルリビタキやカラ類の混群を見るも、やはり鳥影は少ない。
  • 昼前から雨が少し強くなるが、もう少し鳥との出会いを求めてくろんど池まで足を運ぶと、とてもきれいなカワセミを全員でじっくり観察でき、帰り道ではジョウビタキも出てくれた。
  • 雨の中ではあったが、U50メンバーとの交流を深めた、楽しい探鳥会であった。

平成23年11月5日(土)

天候:曇りのち小雨

13名

観察種数:31

案内

錦織公園+一般

  • 今回で3度目となるU50+一般探鳥会。怪しい天気予報にも拘わらず、U50から7名、一般から6名が参加した。
  • まずは公園外の細谷池で数番のオシドリやオカヨシガモを観察。公園に戻るとジョウビタキが鳴き声で出迎えてくれた。
  • しかしその後は、期待の冬鳥も現れず、メボソムシクイやキビタキの若鳥、じゅんさい池でカワセミを数人が確認したぐらいで、鳥影は少な目。昼前には雨が降り出し、後半は足早にコースを辿った。
  • それでも、終わってみれば31種。カラ類の混群が目立った一日であった。

平成23年5月4日(水・休)

天候:晴

12名

観察種数:31

案内

U50 金剛山

  • GW後半、快晴の山上駅に12名が集まった。千mを超える山とあって、まずはヒガラとコガラがお出迎え。
  • 枝に休むアオバトのペアを観察していると、更にその上空を二十数羽のアオバトが群れ飛んだ。まだ早いと予想していたキビタキ、あちこちで囀るミソサザイを観察してから城跡で昼食。
    後半は、コマドリやセンダイムシクイの囀りでスタート。
  • ブナ林でゴジュウカラを観察していると、アオゲラが登場。長い間、同じ木に止まってくれたので、通り掛かりのハイカー数組にもスコープでじっくり御覧頂き、初めて見る野鳥の美しさに感激して貰えた。
  • 展望台からイワツバメなど4種類のツバメを確認して下山。千早駅傍の小川でオオルリを観察して締め括った。
  • 咲き揃った高山植物も観察でき、大満足の一日であった。