U50観察会の報告:平成25年度下半期
道場/冬の鳥たち
- 朝は池が凍りつく寒さだったが、日中は思ったより穏やかな天候のもと、U50から11名・一般から12名の参加があった。
- 出発してからすぐにイソヒヨドリが迎えてくれ、武庫川に出るとウグイス・セグロセキレイ・ヒバリ・ホオジロが囀っていた。
- 農耕地では、左の水路にキセキレイ・上の電線にはニュウナイスズメ・右の水路にはクイナと、一度にいろいろ出過ぎて、どれを見ればいいのか!という贅沢な状態に。
- 畑から飛びさったタシギや、戻った川ではクサシギ、上空ではカラスとハイタカの追いかけあいなど、次々と忙しくいろんな出会いがあった。
- 午後からは、武庫川に流れ込む小川の藪で、ホオジロ・アオジ・ジョウビタキが出ていると思ったら、ベニマシコまで出て来てくれた。川の中州では、イカルチドリに混ざって、タヒバリの姿もあった。
- 多くの冬鳥を堪能でき、大満足で終えることができた。
- 参加リーダー:井上・山藤・駒田(峰)
甲子園浜
- 今年初のU50と一般合同の探鳥会は、風もなく穏やかな好天気に恵まれた。
- 東屋下では、お馴染みのユリカモメ、スズガモが多数いた。
- 遠くにウミアイサと、対岸ではシロチドリを十数羽確認出来た。
- 河口までの途中、ホオジロガモ♀三羽が可愛い姿を見せてくれ、参加者の目を喜ばせた。
- 河口では、圧倒的にホシハジロが多かった。
ここで見られる可能性が高いミサゴが最後まで姿を現す事はなかった。
- 参加リーダー:井上・山藤・駒田(峰)
山の辺の道
- U50と一般との合同探鳥会。U50から7名・一般から6名、合計13名の参加がありました。
- 前半の池では、昨年と同じところに、部分白化(?)のカイツブリがいました。
- 畑を抜けていく途中の田んぼでは、カシラダカの群れが地面に下りていたり、樹上ではイカルやシメを確認できたり、上空では何度もノスリが舞ったりと、のどかな風景を楽しみながらの探鳥となりました。
- 後半の大和川では、クサシギが飛んで行くのを確認。
- 駅前の屋根の上では、きれいなイソヒヨドリの♂の出現で、締めくくりました。
- 参加リーダー:駒田(峰)・山藤
武田尾/紅葉と廃線敷ウォーク
- すばらしい秋晴れと紅葉の中、U50+一般の探鳥会を開催しました。
- 紅葉目当てのハイカーが多い中、前半はやや鳥影薄く、武庫川沿いでは何度も飛んでいくキセキレイの姿や、近くでジョウビタキを確認。
- エナガやメジロは単独の群れはいましたが、まだ混群ではなさそうでした。
- 上空では2羽のカラスに追いかけられるノスリの姿も見れました。
- 後半では、イカルチドリやカワセミにも出会えました。
- 予定よりも早めに駅前に着いたので、橋を渡って対岸を少し折り返した地点では、ベニマシコが出てくれ、よい締めくくりとなりました。
- 参加リーダー:井上・山藤・駒田(峰)
鉢ケ峯
- 今回はU50と定例探鳥会との合同開催。
- 前半の田んぼのそばの道では、頭上を行きかうコシアカツバメや、あちこちでけたたましく鳴くモズ、そしてお目当てのノビタキをゆっくり観察することができた。
- 10月頭だからか、まだ少し夏羽の残った顔の黒っぽい個体もいた。
- ノビタキは杭などに止まるのが好きだが、杭が少ないせいか、めずらしくキャベツに止まっている個体がいた。
- 数日前に内河池にオシドリが数羽来ているのが確認されていたようだが、残念ながらこの日は見ることはできなかった。
- エクリプスのヨシガモやコガモが数羽、木陰で休んでいるのが見れた。
- 農道から山手に向かう途中、木々の上をオオタカとカラスの絡み合いが見れた。10月とは思えないほどの暑さだったが、秋の訪れを感じることができた。
- 参加リーダー:駒田