U50観察会の報告:平成26年度下半期
道場/里山の冬鳥
- 集合場所の道場駅前は、うっすらと雪化粧となっていた。寒さを物ともしないで集まった33名で探鳥会開始。
- 開始早々イソヒヨドリ♂が出迎え、川辺ではノスリが出現。途中の田畑ではカワラヒワの群れの中に2羽のアトリ、鉄塔に止まったハヤブサ、チョウゲンボウ♀、ニュウナイスズメ、クサシギ、タヒバリが見られた。
- 昼休憩の神社では、賑やかに鳴くカケス。昼食後は、カモチェックから始まり、最後はチョウゲンボウを執拗に追いかけるノスリを観察して終わった。
- 吹雪いた時もあり極寒の中の探鳥会であったが、ヒバリの囀り が春の訪れを近い事を教えてくれた。
- 参加リーダー:井上・駒田・山藤
甲子園浜 スズガモ・ミサゴ
- 朝は水たまりが凍る寒さだったが、浜では風がなく穏やかなポカポカ陽気に。
- 最初の東屋では群がるユリカモメや、沖のスズガモ・ホシハジロ・ウミアイサ・ハジロカイツブリ等を観察。
- 杭の上にはミサゴ、対岸のゴルフ場のネットの柱の上にはハヤブサの姿も。
- 海の上を、1000羽を超えるカワウの大群が飛んでいく姿は圧巻。
- 何度もジョウビタキやイソヒヨドリ出たり、カモ類も一通り出揃い、新年の鳥初めとして大変有意義な探鳥会となった。
- 参加リーダー:駒田・山藤
山の辺の道/ホオジロ・ニュウナイスズメ
- グッと冷え込んだ寒い1日、冬鳥との出会いを求めて山の辺の道を歩きました。
- 探鳥会序盤に、畑の脇の木に止まるカシラダカの群が見られたり、ノスリが何回も上空を飛んだり。
- また、ツグミの数十羽単位の群が何度も見られて、居るところには、こんなにたくさん居るんだなと、感心させられたりしました。
- 心配された雪も、少しの間だけちらついた程度ですみ、農産物の販売所での買い物も思い思いに楽しめて、初冬の山の辺の道を満喫できました。
- 参加リーダー:井上(報告)・駒田・山藤
大泉緑地/秋の渡り
- 心配された台風19号の影響はまだなく、暑いくらいの天気のもと無事に開催できた。
- 集合場所前の大泉池では、カワセミを全員で観察。
- 前半の水流付近では、留鳥のシジュウカラやコゲラ、夏鳥のキビタキ、秋の渡のコサメビタキやメボソムシクイ、冬鳥のアトリなど、この季節ならではの、多くの鳥たちとの出会いがあった。
- 林の中では、サンコウチョウの姿も。
- 昼食場所近くの田んぼでは、束ねた藁に止まるノビタキも秋を感じさせてくれた。
- 最後に大泉池を回ってきたとき、カイツブリの親が何度も潜って餌を取り、雛に与えている様子が微笑ましかった。
- 参加リーダー:井上・駒田