南港野鳥園定例探鳥会の報告:平成19年度(2007)上半期分

6月24日

雨天のため参加者が来られませんでしたので、やむなく中止と致しました。出現鳥種は展望塔からの参考記録です。

5月27日

北池の葦の陰にアマサギの親子らしき2羽が見え本日の目玉かと思われましたが、南池の端からコアジサシの乱舞を観察して帰りかけると大きなチヌをくわえたアオサギが飛来して南池の浅瀬に降り、“巨大魚の丸呑みショー”が始まりました。アオサギは平ベッタイ魚体に苦労し何度も飲込みを試みましたが、ついに魚体をタテにして頭から飲込み長い首が大きく膨らんでいくのを目の当りに致しました。

4月22日

展望塔前の水際にチュウシャクシギが飛来、お天気が崩れそうなので先に南観察所に向うとアカハラとシロハラの紅白コンビが仲良く道を先導してくれました。北観察所に向う道にはハクセキレイ仲良し4羽が現れ、そのあと対岸の石の上で休息中のシロチドリを観察。今度はアオジが道を先導してくれ最後にキビタキの鮮やかな色に感嘆の声が上がりました。

3月25日

ハイタカが居なくなった様で久し振りにカモの仲間を展望塔から観察、野鳥園H18年度初記録のキンクロハジロ2羽を見つけました。雨があがり北観察所に向けて林の鳥を探しに行くとメジロの群れが歓迎してくれツバメ1羽も確認。左右の尾羽が半分白いシロハラを観察後、再び展望塔に戻るとコチドリが見られました。

2月25日

最初はハイタカのメス、その後オスが現れお陰で池はカイツブリだけ。淡水池の淵に病気らしいオカヨシガモが1羽、南と北の観察所まで林の中を探しましたが、暖冬の割には寒い日で数が少なかったのが残念です。最後にはばたきの丘でビンズイ、アオジ、カワラヒワが出てきて楽しませてくれました。

1月28日

展望塔前のナンキンハゼの木でハイタカが監視しているから池はカイツブリが居るだけ。外海の防波堤にカワウとセグロカモメが並んでいました。水辺を諦め林に行くと上はメジロだらけ、ルリビタキ・ジョウビタキは地面近くでビンズイが松の根元を歩き回り、アオジが道で餌探し。気がつけば1時間のオーバータイムでした。