大泉緑地定例探鳥会の報告:平成23年度上半期
- 暑さが戻り熱中症にならないように注意をしての探鳥会となる。
- 渡りの季節になり、コルリやサンコウチョウ、ムシクイ類が見れるとの情報もあり、期待して出発する。
- 水流付近では今年生まれのムクドリやシジュウカラを観察。センダイムシクイも現れる。
- 加呂登橋を渡る手前で、珍しい赤色型のツツドリを数名が確認する。
- 小休止後、林の中を進むと、サンコウチョウが現れる。尾が短く背中の茶褐色から♀のようだ。
- 頭泉池ではコサギ、アオサギ、ゴイサギ等のサギ類、カルガモやカワセミを観察。
- 昼食後、頭泉池を廻って双子山等を通り出発地点付近で取り合せをする。想定外の鳥の出現にラッキーな探鳥会でした。
- 例年より早い梅雨明けで、集合前から日差しが暑い。また今日は、清掃探鳥会にも多くの方の参加が有る。
- 都市公園のためゴミは殆ど有りませんが、心無い方が空き缶等をブッシュの中に置いていることが時々ある。
- レジ袋を片手に、ゴミを拾っては、鳥を探し、鳥を探してはゴミを拾う。
- 先月同様シジュウカラ、ムクドリ、コゲラ、ツバメ等の幼鳥の姿をジックリと観察。しかしこの時期のため夏鳥はツバメだけで殆どが留鳥でした。
- 梅雨前線が南に停滞しているが、何とか雨だけは降っていない。
- 出発して直ぐ、木の上では、シジュウカラやコゲラが、地表ではムクドリやスズメが、餌の獲り方を教えたり、餌を運んだりしている。
- 加呂登池では、葦原内に作った巣にバンの親子がいて、親の横に親同様の赤くかなり小さい口嘴をしたヒナがチラッチラッと見える。
- 頭泉池ではホシゴイ、アオサギの幼鳥や、少しくすんだような色のカワセミの幼鳥を観察。
- カイツブリは、成鳥2羽の傍にほぼ同じ大きさの幼鳥が寄りそう。
- 池の南では、枯れた葦にツバメの幼鳥2羽を観察。餌を与えようとしているのか頭上を親ツバメが旋回している。
- 双子山を降りる頃にパラパラと雨が降り出す。最後のはすみ橋を渡ったところでは、ハシブトガラスの幼鳥が赤い口の中を見せて親に餌をねだっているような声で啼いているのを観察。
- ということで鳥の種類は余り出ませんでしたが、鳥の世界の興味ある親子の関係を色々と観察させて頂きました。
- 夏鳥との出会いを期待し出発。
- 先ず大泉池でコアジサシを観察。コルリを川のところで探す。大勢のカメラマンいるためか、コルリは綺麗な声で囀るが、ブッシュから姿をみせない。
- キビタキも梢に近い辺りを動き回りじっくりと姿を見れない。
- この時期は木々の若葉が繁り、鳥が探し難い。多少不満が残る探鳥会となったが、終わって見ると35種と結構な鳥種となる。
- ラッキーにもキビタキ、クロツグミ、タシギ等を見れた人もいたようだ。
- 天候も良く、桜も満開、都市公園は人で溢れている。
- 大泉では、この時期でしか聞けないアオジの囀りに聞き入る。
- 木の実が少なくなったのか、マヒワは新芽を啄ばんでいる。
- 上空では早くも夏鳥のツバメが飛来。
- 昼食後、カワセミのお見合いを観ていると、数名の方は幸運なことにベニマシコを観察。
- アオサギの巣には早くもヒナが見られる。これからはベビーラッシュとなるようだ。
- オオタカも数回出現。人が多いため、鳥の出現が心配されたがこの時期としては納得の探鳥会となった。