大泉緑地定例探鳥会の報告:平成22年度(2010)上半期分
6月13日
雨天中止 (リーダ全員揃い、ご夫婦が1組来られましたが、雨天のため中止としました。)
5月9日
好天にめぐまれた探鳥日和。南からコアジサシが来ている。飛びながらの求愛給餌も観察。林ではシジュウカラが幼鳥に忙しく餌を運ぶ。ムシクイ類やキビタキ等の夏鳥も来ている。キビタキは、目の前に現れ日差しに鮮やかな黄色が眩しい。皆さん十二分に堪能。未だ北へ帰らないツグミ類が、地上で採餌。昼食後、声を頼りに近くの畑を探し色鮮やかなキジが木に上がり誇らしげにホロ打ちをするのを観察。ただカワセミが姿を見せなかったのが、心残りでした。
4月11日
予報では曇で降水確率50%でしたが、多くの方の参加がありました。夏鳥のオオルリがいるとの情報に、期待を膨らませ出発。カモ類ではヒドリガモ、コガモ等が、小鳥ではシロハラやツグミがまだまだ残っている。林ではコゲラの巣作りを見たり、アトリが花芽をついばんでいる。頭泉池ではアオサギが抱卵、その隣で珍しくカワウも抱卵している。またカワセミも番いでいる。公園内の鳥達は恋の季節から愛の巣作りの季節を迎えているようです。
3月14日
快晴のもと、開始直前にハイタカが現れ、暫くは鳥影がなかったが、程なく、アトリ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、ルリビタキ、アオジと賑やかになった。大泉池の干潟ではイカルチドリやコチドリも観られたが、カモ達のほとんどが頭泉池へ移動。アオサギ、たぶんハシボソカラスも抱卵姿勢にある。カワセミの穴掘り、巣作りの様子が見られた。来月が楽しみです。
2月14日
立春も過ぎ、絶好の鳥見日和。参加者も初心者からベテランまで50名と大盛況。大泉池の水は殆どなく、サギ類が一部残っているが、水鳥達は他に移動したようだ。現れた池の底に、ここでは珍しいイカルチドリを観察。帰り支度始めているのかツグミ・シロハラ等が集っている。頭泉池ではゴイサギの成鳥と幼鳥のホシゴイを同時に観察。猛禽類のハイタカもジックリ観察。ルリビタキ・ジョウビタキも充分堪能。春の息吹を感じる探鳥会でした。
1月10日
新年初めてに相応しく、好い天気に恵まれ、39名もの参加者と47種もの観察鳥を記録する素晴らしい探鳥会となりました。先ず集合場所でオオタカの若鳥を観察。水の少ない大泉池ではユリカモメと少数のカモ類がいるが、カモ類の大半は頭泉池に移動。ルリビタキ、ツグミ、シロハラ等の冬鳥やエナガ、シジュウカラ等の混群を観察。頭泉池では多くのカモ類とハイタカを、双子山ではトラツグミとカシラダカ等が観察できました。皆様 大満足。