錦織公園定例探鳥会の報告:2015年度上半期

平成27年9月27日(日)

天候:曇り・晴れ

34名

観察種数:31種

写真はクリックすると拡大して見れます。(浅野さん撮影)

  • 探鳥会が初めての方1名、錦織公園が初めての方4名を含む34名が参加。
  • 残念ながら朝方からどんよりとした曇り空で猛禽類を確認できず。
  • 赤穂池、梅の里、展望台下の東屋、河内の里表門前など、公園内のあちこちでエゾビタキ・サメビタキ・コサメビタキ・キビタキの姿を確認。
  • ほか、キセキレイ・ハクセキレイ・セグロセキレイ3種を確認。
  • 河内の里では、ミョウガの根元に寄生するナンバンギセルの花を観察、ゲンノショウコの花・実、種を飛ばした実の3態を確認
  • 満開のシオンの花に集まるチョウや甲虫類の多様さに感嘆の声。
  • 現地配布資料
  • 参加リーダー:藤崎・浅野・泉谷・玉邑・上村(報告)

平成27年8月23日(日)

天候:晴れ

21名

観察種数:27種

写真はクリックすると拡大して見れます。(杉本さん・布村さん・浅野さん撮影)

  • 錦織公園が初めての方2名を含む21名が参加。
  • 管理事務所前でムクドリ若鳥の群れを観察、その最中にトケンと思われる個体の飛翔を数人が確認するも識別に至らずカウントに入れず。
  • 梅の里では熟し始めたエノキの実を嘴を真っ黒にしながら食べるイカルの群れを全員でじっくりと観察。
  • シャクナゲの谷ではエナガ・コゲラ・メジロの混群に混じりセンダイムシクイ、メボソムシクイも確認。
  • 桜木の里で給水休憩時にクスノキの梢にカワラヒワの成鳥と幼鳥を観察。
  • せせらぎの小径ではどろんこになりながら水浴びするメジロの群れやシジュウカラ幼鳥の水浴びも近くで観察。
  • 先月2カ所で観察出来たコジュケイ・コサメビタキは観察出来なかったが、アブラゼミに混ざってツクツクボウシやミンミンゼミが鳴き季節の移ろいを感じる探鳥会となった。
  • 現地配布資料
  • 参加リーダー:藤崎・泉谷・玉邑・浅野(報告)

平成27年7月26日(日)

天候:晴れ

21名

観察種数:25種

 

 

 

写真はクリックすると拡大して見れます。(杉本さん・山田さん・浅野さん撮影)

  • 錦織公園が初めての方3名を含む21名が参加。年に1回の清掃探鳥会で、鳥合せ前にやんちゃの里を清掃。
  • 先月はムクドリの若鳥の群れがヤマモモの実を食べていたところを確認したが、今月は、色づき始めたエノキの実を食べるところを観察。
  • 桜木の里の手洗い所の前、河内の里の池のほとりでコジュケイの姿を確認。歩いているところ、飛び去るところを観察。
  • コジュケイの姿を始めて見た参加者も多く、思っていたよりとても小さかったとの声が多数。
  • 河内の里の山辺の道で1羽、やんちゃの里の北西の谷で3羽、コサメビタキの幼鳥を確認。
  • これまで錦織公園でコサメビタキの繁殖を確認していないが、この時期の確認なので、繁殖した可能性が考えられる。
  • 現地配布資料
  • 参加リーダー:藤崎・浅野・泉谷・上村(報告)

平成27年6月28日(日)

天候:曇り

28名

観察種数:28種

 

 

写真はクリックすると拡大して見れます。(浅野さん撮影)

  • 梅雨の晴れ間、小学生2名を含む28名が参加。
  • ムクドリの若鳥の群れがヤマモモの実をにぎやかに食べるようすを公園内のあちこちで観察。
  • ヤマモモの実は、ほかにヒヨドリやメジロ、スズメなども訪れ、食べ方や果汁の吸い方の違いなどを確認。
  • 昼前、やんちゃの里上空をハヤブサとハチクマが飛翔。錦織公園でハチクマをこの時期に確認できたのは、初めて。6月7日、鉢ヶ峯で確認された個体と同一の可能性あり。
  • 野鳥の少ない時期、ゴマダラカミキリ・アサマイチモンジ・ホシミスジ・コシアキトンボなどの昆虫、ヤマモモやウワミズザクラの実を味わい、ネムノキ・オカトラノオ・ネジバナなどの花を愛で、希少なコモウセンゴケを観察。
  • 集合前の下見で、ソウシチョウのさえずりを確認。寒い時期にしか生息していなかったが、繁殖の可能性あり。要経過観察。
  • 現地配布資料
  • 参加リーダー:藤崎・浅野・泉谷・玉邑・上村(報告)

平成27年5月24日(日)

天候:晴れ

36名

観察種数:27種

 

 

写真はクリックすると拡大して見れます。(浅野さん撮影)

  • 前日までの予報が外れ、汗ばむ陽気の中、36名が参加。
  • 参加者の方がお持ちになった近くの石川で繁殖したモズの巣、公園の立体駐車場の梁に巣作りし、下に落ちたためにひびがはいったムクドリの卵をじっくりと観察してからスタート。
  • モズの巣の産座の緻密さとビニル紐が数多く使われ、荒っぽいつくりに対比に驚きの声。また、ムクドリの卵の殻の美しい緑色に感嘆の声。
  • 期待した夏鳥は、キビタキのみ。また、留鳥の数も少なく、公園の中は、ウグイスとヒヨドリの声が大きく響くほかは、とても静か。
  • それでも、定例探鳥会で姿を確認するのは初めてとなるキジの雄が梅の里を通過するところを確認。桜木の里でイカルの声、昼食時にはハヤブサやカワセミの上空通過などを確認。
  • 一の谷の広場では、斜面に掘られたカワセミの巣が約40cmの深さがあることなどを調べたほか、南駐車場で巣立ちしたばかりのムクドリのヒナなどを確認することができた。
  • 現地配布資料
  • 参加リーダー:藤崎・浅野・泉谷・玉邑・上村(報告)

平成27年4月26日(日)

天候:晴れ

38名

観察種数:37種

 

 

写真はクリックすると拡大して見れます。(浅野さん撮影)

  • 汗ばむ陽気の中、38名が参加。シジュウカラやヤマガラ、メジロやエナガ、カワラヒワなど留鳥の子育てのようすを確認。
  • オオタカの警戒の声が聞こえた後、すぐに1羽が間近を飛翔・旋回。アオジのさえずりやツグミ・シロハラ・クロジの姿、ヒヨドリの大群の北東方向への飛翔も確認。
  • センダイムシクイやキビタキは、公園のあちこちで声が聞こえるものの、姿はなかなか確認できず。
  • 最後に赤穂池奥の臨時駐車場でようやく10分以上にわたって1箇所でさえずり続けるキビタキの美しい姿を全員が確認。見どころ、聞きどころの多い探鳥会となった。
  • 早朝の下見、梅の里で出会った定例探鳥会初確認となるコムクドリ、しゃくなげの谷への尾根道でさえずっていたソウシチョウを含め、37種を確認。
  • 現地配布資料
  • 参加リーダー:藤崎・浅野・泉谷・玉邑・上村(報告)