鶴見緑地公園定例探鳥会の報告:平成30年(2018年)度

2019/3/16(土)/天候:くもり一時晴/参加者21名/観察種数40種/鳥合わせ

写真(撮影すべて杉本さん)の説明。左から

①アオジ②あんずにメジロ③ジョウビタキ④シロハラ

⑤ハヤブサ⑥ツクシ(春の訪れ)

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朝から大雨、中止の判断がよぎるも、レーダーを見ると9時までに雨雲は抜けそう。まさにピッタリ!雨がウソのように止み、無事開催することができた。

雨上がりのせいもあるのか、鳥はよく出た印象。探鳥会初のカシラダカにはビックリ!ジョウビタキ、アオジ、ハヤブサもじっくり観察できた。

大池のカモは減ったものの、アメリカヒドリはまだ残っていた。アオサギの水上営巣は2カ所に増え、抱卵が始まっている。来月無事ヒナが見れることを祈る。

参加リーダー:田中雄・太田・畑中・杉本

2019/2/16(土)/天候:くもり一時晴/参加者38名/観察種数37種/鳥合わせ

写真(撮影すべて杉本さん)の説明。左から

①コゲラの赤い羽②ヒヨドリ③アオサギ④カモ

⑤セグロカモメ⑥河津桜

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冒頭から、いのちの塔のハヤブサに胸が躍る。大池では、芦原が減って姿が見えなくなったバンが久しぶりに登場してくれた。

アオサギが今年も大池のど真ん中で営巣を試みている。昨年は途中で放棄してしまったが、今年はうまくいくだろうか?

山のエリアの河津桜が早くも開花、今年は春の訪れも早そうだ。

参加リーダー:田中雄・太田・畑中・杉本

2019/1/19(土)/天候:晴/参加者35名/観察種数40種/鳥合わせ

写真(撮影すべて杉本さん)の説明。左から

①ツグミ②シロハラ③カワセミ④アメリカヒドリ

⑤カモ⑥セグロカモメとユリカモメ

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山のエリアは、この日からさらに開放エリアが広がるタイミングのよさ。本来の探鳥コースをほぼたどれるようになった。寒さも和らぎ、晴天に恵まれ、幸先のいい今年のスタート。

いのちの塔にハヤブサ、随分久しぶりに定着する気配。その代わり、これまで塔の主だったチョウゲンボウの姿は見えなくなった。

ツグミ、シロハラはこの時期にしては数が少ないが、冬の常連の鳥達は順当に登場し、満足のいく結果となった。

参加リーダー:田中雄・太田・畑中・杉本

2018/12/15(土)/天候:晴時々くもり/参加者36名/観察種数39種/鳥合わせ

写真(撮影すべて杉本さん)の説明。左から

アメリカヒドリ

カワセミ

シメ

ジョウビタキ"

ユリカモメとカモ

観察風景

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山のエリアの解放区域はさらに広がり、鶴見新山を含め、従来のコースをかなりたどれるようになった。

樹木の減少で全体的に個体数は少ない印象だが、2か月姿を見せず心配されていたムクドリや、ツグミ、シロハラやジョウビタキなどの冬鳥は順当に確認できた。

目の前の池の欄干にとまってくれたカワセミやシメ、アトリ、大池では数年ぶりとなるアメリカヒドリが今年最後の会に色をそえてくれた。

参加リーダー:田中雄・太田・畑中・杉本

2018/11/17(土)/天候:晴のちくもり/参加者22名/観察種数29種/鳥合わせ

写真(撮影すべて杉本さん)の説明。左から

カワセミ

コサギとカモ

ジョウビタキ"

ハシビロガモ

モズ

紅葉

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山のエリアは依然として一部開放のみ。台風のダメージを受けた林は葉が落ちると激減した枝が丸見え。止まる枝がなければ鳥はよりつかない。やはり鳥は少ないまま。

先月に続いて確認できなかったムクドリ、群れでとまれるような木が減ったことを意味しているのかもしれない。

大池は期待通り、最近、見る機会の減ったハシビロガモも含めてカモ達が勢ぞろい。

ジョウビタキは確認できたが、それ以外の冬鳥は影が薄い、この時期にしては少し物足りない鳥見となった。

参加リーダー:田中雄・太田・畑中・杉本

2018/10/20(土)/天候:雨のち晴/参加者30名/観察種数29種/鳥合わせ

写真(撮影すべて杉本さん)の説明。左から

キビタキ

コサメビタキ

オオバンとヒドリガモ

メジロ

観察風景

風車とコスモス

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台風21号のダメージで閉鎖されていた山のエリア。タイミングよく本日からが一部開放となった。

風車の丘からバラ園まで期待を胸に歩いたものの、コスモスやバラの美しさとは裏腹に、あまりにも荒れ果てた林の姿と眺望の変化に愕然とするばかり。

台風の影響のすさまじさをを改めて実感した。

これでは渡りの鳥が翼を休める場所はなく、素通りするばかりであろう。実際、山のエリアでは鳥影が薄かった。一方で、大池は、渡ってきたカモ達でにぎわっていた。

上空にはオオタカ、ノスリ、チョウゲンボウが舞い、せせらぎのある林でもコサメビタキやキビタキをじっくり観察することができたが、山のエリアで未開放の場所の状況が気になるところだ。

参加リーダー:田中雄・太田・畑中・杉本

2018/9/15(土)/天候:くもり/参加者23名/観察種数25種/鳥合わせ

写真(撮影すべて杉本さん)の説明。左から

カラス幼鳥_

キンクロハジロ

コサメビタキ

ササゴイ

観察風景

彼岸花

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台風21号の影響で、たくさんの倒木が発生、荒れに荒れまくった鶴見緑地。爪痕著しい山のエリア(国際庭園)は閉鎖となり、大幅なコース変更を余儀なくされ、大池からせせらぎのある公園西側を中心にまわることになった。

大池では早くもキンクロハジロが到着。久しぶりのカワセミや先月に続くササゴイ、上空を舞うハヤブサに大いに沸き立つ。

せせらぎエリアではキビタキ、コサメビタキなど渡りの鳥もしっかり確認できた。

いつもより1時間ほど早く終わったものの、コース変更した割には、内容の濃い鳥見。狭いエリアをじっくり見て回ることの大切さに改めて気づかされた1日であった。

山のエリアの復旧は、長期間を要する予定のため、10月も今回と同じコースとなる可能性がある。

参加リーダー:田中雄・太田・杉本

2018/8/18(土)/天候:晴れ/参加者12名/観察種数22種/鳥合わせ

写真(撮影すべて杉本さん)の説明。左から

カワラヒワ

コサギ

アオサギ

ツツドリ

観察風景

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猛暑からようやく開放され、朝から過ごしやすい探鳥会日和。チョウゲンボウで幸先いいスタート!

早くも秋の渡りが本格化。センダイムシクイの地上採餌が意外だった以外に、想定外のツツドリを確認!今年は春も渡りが早かったが、秋の渡りも早いのか?

最後は大池でカラスに林から追いだされたササゴイが締めくくってくれた。

おまけは、アオサギの幼鳥が、親にエサをねだる時のように餌付けする人にも甘える声やしぐさを示すのが印象的だった。

日中はさすがに暑かったが、充実した鳥見となった。

参加リーダー:田中雄・太田・畑中・杉本

2018/7/21(土)/天候:晴れ/参加者9名/観察種数12種/鳥合わせ

連日の猛暑続き。熱中症の危険が大きく世間を騒がせている中、実施そのものも迷ったが、コースを木陰の多いエリアに変更し、距離も短縮する形で実施することで無事に終えることができた。

猛暑で人出が少ない分、ゴミも少ないかと思われたが、植え込みや中央分離帯などには溜まったゴミは放置されたまま、例年より30分以上早く終えたとはいえ、ゴミはいっぱいであった。

コース変更で大池を回れなかったせいもあるが、それ以上に暑さのせいか?元気なのはセミだけで、どの鳥も姿が目立たない印象であった。

参加リーダー:田中雄・太田・畑中・杉本

2018/6/16(土)/天候:晴れ/参加者33名/観察種数17種/鳥合わせ

写真(撮影すべて杉本さん)の説明。左から

アオサギ幼鳥

スズメ幼鳥

ムクドリ幼鳥

ハンゲショウ

スイレン

観察風景

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暑いけれど、梅雨入りしたわりにカラッとした過ごしやすいお天気。

公園に入るとすぐ、ムクドリの幼鳥に親鳥がエサを与える場面に遭遇、その後も家族連れをあちこちで観察できた。

日本庭園池には巣立ったばかりのアオサギ幼鳥が勢ぞろい。人からエサをもらう先輩たちの姿をじっと見ているのか?

全体的に鳥は少なかったが、こんな日こそ花と緑の緑地公園が力を発揮する場面!ネムノキやクスノキ、ハンゲショウ、スイレンなどいろいろな花や植物、チョウやトンボにもしっかり目を向けることができた。

期待したチョウゲンボウは姿が見えず、今年は営巣に失敗したようだが、最後にコアジサシが登場し、花を添えてくれた。

参加リーダー:田中雄・太田・畑中・杉本

2018/5/19(土)/天候:くもり時々晴れ/参加者27名/観察種数24種/鳥合わせ

写真(撮影すべて杉本さん)の説明。左から

コアジサシ

チョウゲンボウ

メジロ

メボソムシクイ

観察風景

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数日来続いた暑さも一休み。渡りは一段落したようだ。

大池ではコアジサシが乱舞し、上空をオオタカがカラスと空中戦。

チョウゲンボウのペアは健在だが、ヒナの誕生が遅いのが気にかかる。

韓国庭園にて今年初のカモの親子観察。アイガモだったが、3羽のヒナの思いのほかすばしっこくもかわいらしい姿に癒された。

終盤に現れたメボソムシクイを姿、声ともにはっきりと観察できたのが大きな収穫だった。

参加リーダー:田中雄・太田・畑中・杉本

2018/4/21(土)/天候:晴れ/参加者46名/観察種数35種/鳥合わせ

写真(撮影すべて杉本さん)の説明。左から

オオルリ

キビタキ

コサメビタキ

アオサギ

ヒドリガモ、ホシハジロ

メジロ

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4月とは思えないような夏日、お天気には恵まれたが暑さのせいか、全体的に鳥影は薄かったものの、定番のオオルリ、キビタキをはじめ、探鳥会初のコマドリをじっくりとではないものは確認できたのは大きな収穫だった。

樹上のアオサギは、ぼちぼちヒナ達でにぎやかになりつつある一方で、大池のど真ん中の人工物で営巣していたアオサギが行方不明。

孵化前後だったと思われるが、営巣放棄してしまったのだろう。謎だけが残る巣の跡だった。

参加リーダー:田中雄・太田・杉本