「堺第7-3区二次処分地」は、現在大阪府が処分地として管理していますので、許可がなければ入場できません。

<堺第7-3区3月度チュウヒ及び一般鳥類調査報告>

鳥類調査の特記事項
  • 実施日:3月21日(火)雨のち曇り
  • 調査者:6名
  • 調査地:二次処分地全域
  • 作業地:Qポンド 13:20~14:40
  • 調査方法:
    1. 車両によりTポンド(T池)、Ⅹポンド、Zポンド(Z池)Qポンド(Q池)、Jポンド、Sポンドを移動しながらチュウヒを中心に出現の行動を記録する全体調査 9:20~12:00
    2. Z池、S山、R山の3つの定点を携帯で結び、チュウヒの個体識別と飛翔経路をマップ上に落とし込む作業 13:00~14:40
〇 確認した鳥類の種類
  • カルガモ(23)、ハシビロガモ((26)、コガモ(14)、ホシハジロ(52)、キンクロハジロ(30)、 スズガモ(1)、カイツブリ(9)、キジバト(23)、カワウ(1)アオサギ(2)、オオバン(20)、 セグロカモメ(15)、ウミネコ(2)、ミサゴ(3)、トビ(5)、チュウヒ(1)、ノスリ(2)、モズ(1)、 ハシボソガラス(7)、ハシブトガラス(4)、ヒバリ(6)、ヒヨドリ(10)、ウグイス(9)、メジロ(4) セッカ(5)、ムクドリ(100±)、ツグミ(50±)、ジョウビタキ(6)、スズメ(50±)、ハクセキレイ(10)、 カワラヒワ(55)、ベニマシコ(25)、ホオジロ(11)、アオジ(13)、オオジュリン(2)。合計35種
 
〇 出現したチュウヒ1個体の詳細情報
  • 飛翔時、翼上面下面とも褐色で頭部、頸部胸は白く見える個体。採餌のための飛翔で6回出現した。
    1. 10:02 PポンドからKポンドへ飛翔。
    2. 13:43 ZポンドからⅩポンドへ飛翔
    3. 13:53 ZポンドからⅩポンドへ飛翔トビが後を追う
    4. 14:02 Zポンド中央からZポンド西方向へ飛翔、足に獲物を持っていた。
    5. 14:22 Zポンド中央からⅩポンド北西へ飛翔。
    6. 14:26 Ⅹ⇒Z⇒Tへと飛翔し消失する。
〇 本日、ツグミ、ジョウビタキ、アオジ、ベニマシコなどが多く出現した渡る季節が近いと思われた。
〇 チュウヒ他地域での出現:3月17日淀川中津で2個体出現。3月20日南港野鳥園で1個体出現。
 

<堺第7-3区2月度鳥類調査及び樹木・草本類、伐採・除草作業報告>

鳥類調査の特記事項
  • 実施日:2月21日(火)晴れ
  • 調査・作業者:7名
  • 調査地:二次処分地全域 9:20~12:30
  • 作業地:Qポンド 13:20~14:40
〇 確認した鳥類の種類
  • カルガモ(3)、ホシハジロ(4)、キンクロハジロ(5)、カイツブリ(3)、キジバト(6)、カワウ(1)、 アオサギ(1)、ダイサギ(1)、オオバン(7)、セグロカモメ(5)、ウミネコ(2)、ミサゴ(3)、 トビ(3)、チュウヒ(2)、ノスリ(1)、コチョウゲンボウ(1)、モズ(1)、ハシボソガラス(8)、 ハシブトガラス(12)、ヒバリ(5)、ヒヨドリ(60+)、ウグイス(1)初鳴き、セッカ(7)、ムクドリ(100±)、 シロハラ(1)、ツグミ(50+)、ジョウビタキ(1)、スズメ(30+)、ハクセキレイ(9)、カワラヒワ(12)、 アオジ(4)、オオジュリン(8)。合計32種
 
〇 2月21日に出現したチュウヒの詳細情報
  • 出現の個体識別、時刻、場所などを勘案し2個体出現と判断。
  • 11月以降の調査で、<飛翔時、全身褐色で腰の白い個体を①個体と呼ぶ>。<飛翔時、翼下面が白っぽく、翼上面は 褐色で、静止時全身褐色の個体を②個体と呼ぶ>。
  • 10:54分頃、S山とT池の間のB号線道路付近を飛翔する②個体を発見。地上では、猛禽類に捕獲された一匹の ヌートリアを巡りトビ3羽とカラス数羽が餌の奪い合いを展開。
  • 10:57分頃、T池北側の観察地点から、Ⅹポンド、Z池方向に飛翔する①個体を発見。
  • 11:30分Z池南岸を採餌飛翔し枯れ木の横枝に止まり、羽を休める①個体を確認。
  • 14:40分Q池での作業を終え現場を離れたころ、②個体がQ池とQポンドの草原を確かめるように低く採餌飛翔。
  • ※確認した猛禽類:ミサゴ、トビ、ノスリ、オオタカ、チュウヒ、コチョウゲンボウ
  • ※ヌートリアを襲ったのは、オオタカ?チュウヒ?ノスリ?
  • ※淀川中津ヨシ群落でのチュウヒの確認状況:1月25日左岸1個体、2月7日左岸2個体、2月23日右岸1個体を確認。
〇 樹木の伐採作業
  • Q池の南岸のハリエンジュ・ノイバラ・ピラカンサの伐採と草本の刈り取りを7名で1時間弱の作業を実施した。
  • 繁殖期を迎えるので作業は10月まで行わない。

<堺第7-3区1月度鳥類調査及び樹木伐採除草作業報告>

鳥類調査の特記事項
  • 実施日:1月10日(火)晴れ ガンカモ類調査は午前のみ、午後の作業は中止し調査を実施。
  • 調査者:5名 大阪府動物愛護畜産課野生生物グループより2名視察。
  • 調査地:二次処分地全域 午前9:20~12:00 午後13:00~2:30
〇 確認した鳥類の種類
  • カルガモ(4)、コガモ(31)、ホシハジロ(18)、キンクロハジロ(9)、ホオジロガモ(1)、 カイツブリ(7)、キジバト(5)、カワウ(7)、アオサギ(1)、オオバン(3)、セグロカモメ(6)、 ウミネコ(1)、ミサゴ(4)、トビ(3)、チュウヒ(1)、ハイタカ(2)、ノスリ(1)、ハヤブサ(1)、 モズ(1)、ハシボソガラス(7)、ハシブトガラス(23)、ヒバリ(2)、ヒヨドリ(9)、ウグイス(1)、 メジロ(5)、ムクドリ(120+)、シロハラ(3)、ツグミ(50±)ジョウビタキ(1)、イソヒヨドリ(1)、スズメ(30±)、 ハクセキレイ(5)、カワラヒワ(7)、アオジ(1)  計34種
〇 出現チュウヒの詳細情報
  1. 12月に出現した風切羽が濃い褐色の個体(♀?)が、Z池北側定点の対岸の低木へ飛翔後止まった行動。
  2. さらにZ池観察定点から、同一個体が対岸の低木の止まりから飛び立ち、VWYポンドSポンドTポンドと広域のエリアを飛翔後消失。
  3. ※チュウヒの飛翔の一部を「鳥ガール」が動画撮影に成功、チュウヒの飛翔をご覧いただけます。
〇 南港野鳥園のチュウヒの出現状況
  • 12月23日1個体、12月27日1個体、1月5日2個体、1月7日1個体、1月9日1個体

<堺第7-3区12月度鳥類調査及び樹木・草本類、伐採・除草作業報告>

 
鳥類調査の特記事項
  • 実施日:12月20日(火)曇り
  • 調査・作業者:6名
  • 調査地:二次処分地全域 9:20~12:20
  • 作業地:Qポンド 13:00~14:30
〇 確認した鳥類の種数
  • マガモ(5)、カルガモ(38)、ハシビロガモ(18)オナガガモ(8)、コガモ(17)ホシハジロ(86)、 キンクロハジロ(11)、ホオジロガモ(1)、キジバト(4)、カワウ(16)、アオサギ(1)、ダイサギ(2)、 オオバン(11)、タシギ(1)、セグロカモメ(14)、ミサゴ(6)、トビ(3)、チュウヒ(1)、ノスリ(2)、 モズ(2)、ハシボソガラス(11)、ハシブトガラス(7)、ヒヨドリ(26)、ウグイス(2)、セッカ(9)、 ムクドリ(108)、トラツグミ(1)、シロハラ(1)、ツグミ(200羽+全域で多数確認された)、 ジョウビタキ(1)、スズメ(50+)、ハクセキレイ(8)、カワラヒワ(10)、アオジ(2) 合計34種
※ チュウヒ情報詳細
〇 出現チュウヒの詳細情報
  • 10:25:Z池北側の観察定点から、池の対岸のヨシ群落の低木にチュウヒ1個体の止まりを発見。
  • 11:10頃まで45分間羽づくろいと休息の時間を決め込んでいる。上面が褐色味が強い個体で ♀成鳥個体と特定する。撮影担当がチュウヒの次の行動を捉えるべくシャッターチャンスを狙う。
  • 11:11頃縦の止まり姿勢から頭を左右に向け落ち着かなくなり横の態勢から飛翔に移る。 パーチしていた低木の周りを30秒くらい旋回しヨシ群落に降下消失する。
  • 10月18日の調査時に出現した個体は、腰の白い♂個体と特定しているのでこの特定が間違いで なければ次期の繁殖の可能性が一歩現実に近づくこともなくはない話と考えている。
  • 撮影担当(福田さん)が撮影した12月20日のチュウヒのようすをスライドショーで見ることができます。
・ 
〇南港野鳥園のチュウヒの出現状況
  • 11月20日1個体、11月22日1個体、11月25日1個体、11月26日1個体、11月28日1個体、 12月1日2個体、12月4日1個体、12月9日1個体、12月10日1個体
 
〇淀川中津のヨシ原のチュウヒの出現状況
  • 12月5日1個体、12月2日1個体
 
<12月20日の樹木・草本類の伐採・除草作業報告>
  • Q池の内側の島の外来の樹種をこれまで約130本伐採してきたが、今回は中高木のハリエンジュを15本前後と 低木のノイバラ、ピラカンサと草本類を刈り取り、池の岸のヨシ帯に踏み込むことができた。

<堺第7-3区11月度鳥類調査及び樹木伐採除草作業報告>

   

 

鳥類調査の特記事項
  • 実施日:11月15日(火)曇りのち晴れ
  • 調査・作業者:6名
  • 調査地:二次処分地全域 9:20~12:20
  • 作業地:Qポンド   13:20~14:40
〇 確認した鳥類の種数
  • オカヨシガモ(2)、マガモ(4)、カルガモ(14)、ハシビロガモ(21)、ホシハジロ(61)、 キンクロハジロ(13)、カイツブリ(11)、ハジロカイツブリ(2)、キジバト(6)、カワウ(3)、 アオサギ(1)、オオバン(23)、イソシギ(1)、セグロカモメ(7)、ミサゴ(5)、トビ(2)、 チュウヒ(1)、ノスリ(1)、チョウゲンボウ(2)、モズ(4)、ハシボソガラス(8)、ハシブトガラス (5)、ヒヨドリ(11)、ウグイス(5)、メジロ(6)、セッカ(4)、ムクドリ(85)、ツグミ(7)、 シロハラ(1)、ジョウビタキ(3)、ノビタキ(1)、イソヒヨドリ(2)、スズメ(13)、ハクセキレイ (4)、アオジ(2)。   合計35種
※ チュウヒ情報詳細
  • 〇調査中のチュウヒの出現は、一個体で4回記録した。チュウヒの発見地点から飛翔地点までの距離が あり個体識別は不可能。10月に出現した個体と推定している。いずれも探餌・採餌行動と見られる。
    1. 10:30Zポンドで発見、Wポンド→Zポンドへ飛翔
    2. 10:42Zポンドで発見 Zポンド→Wポンド→Sポンドへ飛翔
    3. 11:13Zポンドで発見 Vポンド→Qポンドへ飛翔
    4. 12:17Sポンドで発見 Sポンド上空を旋回
  • 〇南港野鳥園のチュウヒの出現情報(堺第7-3区と南港野鳥園はこれまで同一個体が採餌で行き来している) 11月7日チュウヒ(1)、11月13日チュウヒ(1)、11月17日チュウヒ(2)
※ 樹木伐採作業
  • 〇冬以来の伐採・除草作業なので、草木ともこの春夏で成長し、Qポンド内のこれまでの道も分からなくなって 作業は困難を極めた。昨年の拠点の近くを、6名で低木(ピラカンサ・ノイバラ)を中心に伐採した
共生の森当面のイベント案内
草原祭りの案内(11/27)

堺第7-3区10月度鳥類調査報告

  • 実施日:10月18日(火)晴れ
  • 調査者:5名
  • 調査地:二次処分地全域 9:20~12:00 13:00~14:30
  • 確認した種数: ヒドリガモ(38)、マガモ(6)、カルガモ(23)、ハシビロガモ(7)、オナガガモ(2)、 コガモ(6)、ホシハジロ(13)、キンクロハジロ(24)、カイツブリ(16)、 カンムリカイツブリ(1)ハジロカイツブリ(1)、キジバト(3)、カワウ(9)、 アオサギ(5)、ダイサギ(1)、オオバン(124)、イソシギ(3)、ミサゴ(5)、 トビ(4)、チュウヒ(♂1)、ノスリ(2)、モズ(4)、ハシボソガラス(8)、 ハシブトガラス(5)、ヒバリ(1)ショウドウツバメ(30+)、ツバメ(7)、 ヒヨドリ(96)ウグイス(3)、セッカ(5)、ムクドリ(10)、スズメ(35)、 ハクセキレイ(2)、カワラヒワ(11)          合計 34種
  • その他
    1. ※ チュウヒ(腰の白い♂成鳥個体)が10:34頃Z池南側ヨシ原を低空で探餌飛翔、立ち木の陰で見失う。また、南港野鳥園では、7―3区個体と同一個体?と推測されるチュウヒが8月から6回出現している。関連情報として、10月21日14時頃、淀川右岸の西中島南方と十三の中間地点あたり木川西の堤防で、カラスにモビングされたチュウヒを発見。カラスをかわすためにヨシ原に降下消失(清水)。
      画像はクリックする拡大して見ることができます。吉田一則さん撮影
    2. ※ S山北側で、南へ渡る途中のショウドウツバメ約30羽の群れが、虫を低い位置で捕獲しQ池で水を補給していた。2015.10月にもZ池で約50羽のショウドウツバメとの出会いがあった。
    3. ※ Q池の8種のカモ類と、ヒヨドリ約100羽も、多くは南下する群れと思われる。
    4. ※ 本日予定の伐採作業は、調査時間が食い込み、中止になる。

堺第7-3区9月度鳥類調査報告

  • 実施日:9月27日(火)晴れ
  • 調査者:3名
  • 調査地:二次処分地全域 9:20~12:20
  • 確認した種数: ヒドリガモ(15)、マガモ(8)、カルガモ(3)、ハシビロガモ(2)、 コガモ(12)、キンクロハジロ(11)、カイツブリ(12)、ハジロカイツブリ(1)、 キジバト(4)、カワウ(13)、アオサギ(8)、ダイサギ(5)、オオバン(6)、 オオチドリ(1)、アオアシシギ(2)、セグロカモメ(4)、ウミネコ(2)、 ミサゴ(2)、トビ(4)、モズ(3)、ハシボソガラス(14)、ハシブトガラス(7)、 ツバメ(9)、ヒヨドリ(7)、セッカ(8)、ムクドリ(20)、イソヒヨドリ(1)、 コサメビタキ(1)、スズメ(12)、ハクセキレイ(3)、  30種
  • その他
    1. ※YWVの除草作業30分
    2. ※昆虫を捕食していたオオチドリ若鳥1羽を発見。7-3区初記録(一次処分地コスモ石油用地) 発見後約20分で飛び立つ。
    3. ※Qポンドのモツゴ(淡水魚)見当たらず。
    4. ※チュウヒ出現せず。南港野鳥園のチュウヒ出現状況8月18日(1)、8月27日(1)、 9月17日(1)、9月25日(1)
    5. ※9月27日(火)堺第7-3区事務所で大阪府共生の森づくり会議開催(13時~15時30分)

堺第7-3区8月度鳥類調査報告

  • 実施日:8月16日(火)
  • 調査者:3名
  • 調査:二次処分地全域9:00~12:00
  • 確認した種数 カルガモ(7)、カイツブリ(5)、キジバト(6)、カワウ(5)、オオバン(3)、ウミネコ(1)、 セグロカモメ(4)、ミサゴ(3)、トビ(2)、ハシボソガラス(4)、ハシブトガラス(2)、 ヒバリ(3)、ツバメ(50±)、ヒヨドリ(2)、セッカ(12)、ムクドリ(18)、スズメ(22)、 ハクセキレイ(1)、カワラヒワ(9)  計19種
  • その他
    1. ※ チュウヒ出現せず。南港野鳥園で8月18日に1羽出現
    2. ※ 一次処分地コスモ石油用地にツバメの群れ(50羽±)堺第7-3区内でツバメねぐらが ある可能性もある。

<堺第7-3区7月度鳥類調査&作業報告>

  • 実施日:7月19日(火)
  • 調査者:6名 調査
  • 調査内容:2次処分地全域 9:40~12:20
  • 確認した種数
    カルガモ(15)、カイツブリ(13)、キジバト(2)、カワウ(6)、アオサギ(1)、 オオバン(4)、ウミネコ(23)、ミサゴ(1)、ハシボソガラス(4)、ハシブトガラス(2)、 ヒバリ(2)、ツバメ(7)、ヒヨドリ(1)、ウグイス(6)、オオヨシキリ(1)、セッカ(5)、 ムクドリ(40±)、スズメ(14)、カワラヒワ(16)
  • 作業
    1. :VWYエリアのオギ移植地の除草作業 13:10~14:15
    2. 同日、午前中に保全協会と共生の森がオギ移植地周辺の除草を刈り払機で実施
  • その他
    1. ※Qエリアの伐採作業地で、ピラカンサの一部を伐採し、切り口にキャップをはめて、ひこばえの伸び具合を比較し今後の伐採作業の検証を始める
    2. ※7-3区事務所に、環境省の「チュウヒの保護の進め方」を手渡す。

<堺第7-3区6月度鳥類調査報告

  • 実施日:6月21日(火)晴れ
  • 調査者:4名
  • 調査内容:2次処分地全域調査 午前9:40~12:00
  • 確認した種・数
    カルガモ(8)、カイツブリ(17)、キジバト(7)、カワウ(16)、アオサギ(3)ダイサギ(1)、オオバン(4)、カモメ(sp多数)、ミサゴ(2)、トビ(1)、モズ(1)、ハシボソガラス(1)、ハシブトガラス(2)、シジュウカラ(1)、ヒバリ(1)、ツバメ(6)、ヒヨドリ(2)、ウグイス(5)、オオヨシキリ(9)、セッカ(17)、ムクドリ(8)、スズメ(21)、カワラヒワ(4)合計 23種
  • カルガモの卵が1個、雨水の水たまりの中につかっていた。草地に移す。
  • ※チュウヒの出現状況、今期の繁殖について
    1. 5月度の調査に引き続いて本日の6月度調査にもチュウヒの出現はなかった。
    2. ※南港野鳥園も6月は、一度もチュウヒの出現記録がなかった。
    3. 昨年8月より今年4月まで堺第7-3区で採餌行動をしていたチュウヒの1個体~2個体は移動したものとみられる。
  • ※その他
    1. 堺第7-3区の管理池には魚類は生息していないというのが2006年以降11年間の共有事項だった。
    2. この春Q池でモツゴ(コイ目コイ科モツゴ属)の稚魚とスジエビの幼生が発見された。
    3. モツゴの成魚は8センチ~13センチの大きさ。モツゴを追認するためQ池に行くとモツゴの稚魚が約20匹くらいの群れで回遊していた過去に埋立地のQ池に管理者が放流したのではないかとの風評が流れている。

<堺第7-3区5月度鳥類調査>

  • 実施日:5月17日(火)晴れ
  • 調査者:6名
  • 調査内容:2次処分地全域調査
    • 午前9:40~12:003ヵ所の定点調査S山2地点とZ池
    • 午後13:00~14:30
  • 確認した種・数
    マガモ(2)、カルガモ(16)、ホシハジロ(2)、キンクロハジロ(4)、カイツブリ(7)、キジバト(7)、カワウ(3)アオサギ(1)、バン(1)、オオバン(6)、ケリ(2)、コチドリ(1)、キアシシギ(4)、セグロカモメ(3)、コアジサシ(4)、ミサゴ(6)、トビ(1)、モズ(1)、ハシボソガラス(13)、ハシブトガラス(8)、ヒバリ(2)、ツバメ(7)、ヒヨドリ(1)、ウグイス(11)、オオヨシキリ(3)、セッカ(10)、スズメ(14)、 合計27種
  • チュウヒの出現状況、今期の繁殖について
    1. 17日午前は7-3区の全域、午後は3ヵ所の定点でチュウヒの繁殖状況をリサーチした。 この時期、過去の繁殖事例からも抱卵期と推測する。であるならば、♂が頻繁に餌を巣に運ぶ行動が確認されるが、当日チュウヒの飛翔が確認されなかった。 従って、今期も繁殖の可能性が消えたとみるのが妥当である。最終繁殖した 2009年以降7年が経過している。
    2. 15年8月~16年4月までほぼ毎月チュウヒが出現、11月と12月は2羽の出現 餌取りに7-3区を利用しているのは間違いない。次期の繁殖に期待したい。 なお、5月の南港野鳥園のチュウヒ出現は、5月5日と15日の2回記録されている。
    3. 5月18日の朝日新聞に、本会の堺第7-3区でのチュウヒを中心にした調査結果 が 掲載された。「10年間で記録された鳥類は増えているものの、太陽光パネルの設置後は、 チュウヒが繁殖しないなど新たな課題も見えてきた」とし、堺市と関西電力にパネル設置とチュウヒが繁殖しないことの因果関係について取材している。 詳しくは添付のデジタル版を。

<堺第7-3区4月度鳥類調査報告>

  • 実施日:4月19日(火) 晴れ
  • 調査者:7名
  • 調査同行:大阪府堺第7-3区管理事務所1名、みどり推進室2名
  • 調査取材:朝日新聞堺支局1名
  • 調査:二次処分地全域午前9:50~12:20
    定点調査(4地点)午後13:30~14:30
  • 確認した種・数
    マガモ(8)、カルガモ(13)、ハシビロガモ(6)、コガモ(7)、ホシハジロ(21)、 キンクロハジロ(62)、カイツブリ(3)、キジバト(6)、カワウ(6)アオサギ(2)、 ダイサギ(1)、オオバン(26)、ケリ(1)、コチドリ(1)、キアシシギ(1)、 ユリカモメ(5)、セグロカモメ(2)、ミサゴ(4)、トビ(3)チュウヒ(1)、 チョウゲンボウ(1)、ハシボソガラス(3)、ハシブトガラス(4)、シジュウカラ(1)、 ヒバリ(2)、ツバメ(5)、ヒヨドリ(2)、ウグイス(8)、セッカ(3)、ムクドリ(13)、 ツグミ(19)、スズメ(11)、ハクセキレイ(2)、セグロセキレイ(1)、アオジ(1)合計35種
  • チュウヒの出現
    1. 11:03、Z池の南側をV字飛翔するチュウヒ(一個体)を発見。西方向に3分ほど移動する。
    2. 定点のS山地点からZ池付近を飛翔するチュウヒ(一個体)を発見。14:10と14:23の二回飛翔。
    3. 4月調査では今期繁殖の可否についての結論は出せない。繁殖が行われているなら、4月は造巣期 から5月にかけて抱卵期に移行する。次回5月の調査結果で、今期の繁殖の有無について判断したい。
フォーラムパンフレット  岡山県支部多田さんサイトへのリンク フォーラム発表内容フォーラム発表内容堺7-3区の鳥たち