初心者専用探鳥会の報告:平成30年度(2018年度)

はじめての鳥見たい(隊)! in 大阪城公園1月6日(日):天候/くもり:参加者/74名、観察種/40種:鳥合わせ

~はじめての鳥見たい(隊)!in 大阪城公園に参加して~【報告】西森美沙さん

大阪=自然がない。というイメージがあり、身近なところで鳥の観察ができることに驚きました。

スコープで鳥をどアップで観て、その鳥の説明をしてくださったのが分かりやすかったです。間近に鳥が泳いでいるときもあり、足の位置や動きまで見ることができてよかったです。

一番印象に残っているのはオオバンです。その時一羽しかおらず、鳥のすがたと鳴き声を確実に確認できたので印象に残りました。

このイベントを通して野鳥の名前など、もっと覚えていきたいと思いました。貴重な経験をさせていただきありがとうございます。

参加リーダー:藤村 はるえ、上村 賢、杉本 マサ子、福嵜 隆司、小西 武史、川相 美和子、田中 宏、伊森 三鈴、久下 直哉、山崎 百合香、西野 英雄、河口 和代、松岡 三紀夫

当日配布資料

はじめての鳥見たい(隊)! in 服部緑地公園12月2日(日):天候/晴:参加者/59名、観察種/36種:鳥合わせ

~はじめての鳥見たい(隊)!服部緑地に参加して~【報告】真鍋匠くん(小4) 真鍋実穂さん

2018年12月2日、はじめての鳥見たいに小学生の息子とともに参加いたしました。

以前より、鳥好きな私と自宅周辺や出先で変わった鳥の声を聞いたり、姿を見たりしたときは「何て鳥だろう?」と興味を持っていた彼は、お借りした双眼鏡で、探鳥会が始まる前から待ち切れず周辺の木を覗き、うれしそうに鳥を探しておりました。

メンバーが揃い、いよいよ移動しながらの野鳥観察です。鳥の名前だけでなく、その由来や鳥の特徴、雌雄の違いなどの詳しい説明を聞きながらのゆったりとした移動で、小学生グループの私たちも見逃したり、はぐれたりすることなく子どもペースで観察することができて、みんな探鳥会を堪能しておりました。

鳥だけでなく、本部のリーダーが教えてくださった草笛、残念ながら私は音をだすことはできなかったのですが、子ども達はすぐに上手に音を出せるようになり、鳥を見る以外にもみんなとても楽しめていたようです。

街中でも大きな池のある服部緑地ですから水鳥の姿が多く、ちょこちょこと忙しいカイツブリや多くのカモ類、バン、美しいカワセミ…アオサギは摂餌シーンも見せてくれて、息子含め、にわかカメラ小僧数名は写真を撮ろうと大忙し、とれた写真を自慢げに見せてくれました。

探鳥会がとても楽しかったようで、解散後も公園内で大きなカマキリを見つけたり、シジュウカラやヤマガラを発見したり、長いことカメラを向けて嬉しそうにベストショットを狙い、学校で鳥図鑑を借りてきて写真と見比べ、嬉しそうに特徴を調べています。

私はといえば、まだ学生だったころ、日本野鳥の会の会員で、数十年ぶりの探鳥会参加でした。その頃参加した箕面探鳥会で見たアオバトやオオルリの美しさに感動したものです。

その鳥たちとまた会いたいと思いつつ、子育てや介護で遠のいていましたが、久し振りに参加し、当時参加した探鳥会、南港野鳥園の署名集めをお手伝いしたことなど、懐かしく思い出しておりました。

これを機会に、再入会してまた子どもと一緒に探鳥会に参加し、親子で楽しめる趣味として大切にしていきたいと思います。ありがとうございました。

参加リーダー:田中宏、藤村はるえ、上村賢、江津智子、篠崎裕子、杉本マサ子、福嵜隆司、久下直哉、山崎百合香、小西武史、松岡三紀夫

当日配布資料

はじめての鳥見たい(隊)! in 長居植物園(自然史フェスティバル2018)11月18日(日):天候/晴:参加者/午前107名、午後80名:観察種/25種:鳥合わせ

今年から植物園が有料となり、参加者の減少が懸念されたが、午前・午後とも好天にも恵まれ、例年通り沢山の方に参加いただいた。

暖かいからかカモの飛来数が極端に少なく、おまけに台風の影響で林の中を回れず、観察種類は午前・午後合わせて25種だった。

それでも、ジョウビタキが目立つところに長時間止まってくれたり、一番人気のカワセミが探鳥中ずっと池の周りを飛び回ったりと、参加者を十分楽しませてくれた。

入会キャンペーンの効果も相まって、33名もの方がむくどり会員に入会してくれた。

参加リーダー午前:福嵜・岩井・浅野・藤崎・斎藤・田中・福岡・川相・長尾・久下・山崎

参加リーダー午後:福嵜・伊森・長尾・岩井・浅野・藤崎・斎藤・田中・小西・川相・久下・山崎・杉田

当日配布資料

はじめての鳥見たい(隊)! in 平城宮跡ツバメのねぐら入り 8月18日(日):天候/晴:参加者/54名:観察種/-種:鳥合わせ

~はじめての鳥見たい(隊)! 平城宮跡ツバメのねぐら観察会に参加して~ 井坂順子さん

自宅の玄関にツバメが巣をつくり始めて以来、ツバメが大好きになり、昨年初めて平城宮跡ツバメのねぐら観察会に参加。そのあまりのツバメの大迫力に感動して、今年は、母にもあのすばらしいツバメ達の姿を観せたいと一緒に参加しました。

18:00頃、平城宮跡に入ると、遠くの樹木の茂みに一羽のアオサギが静かにじっと佇んでいました。リーダーのスコープで見せて頂くと、ブルーグレーの羽と綺麗なレース、きりっとした顔をはっきりと観ることができました。少し歩いた佐紀池では2羽のコチドリがちょろちょろと仲良く歩いていました。金色のアイリングと、体の割に長い脚がとても印象的でした。初めてコチドリを見る事ができて嬉しかったです。この後カワセミも現れました。

そして、いよいよ待ちに待った、つばめのねぐら入り。リーダーのお話によると、5~6万羽のツバメが集まってくるとのことでした。夕刻の空が次第に茜色に染まる頃、目の前の葦原には数羽のツバメが舞いはじめ、その数は徐々に増え、瞬く間に空には、無数のツバメたちがかわいい鳴き声とともに旋回。そして一団のツバメ達が一斉に葦原に消えていきました。その間、次の一団は順番待ちをしているかの様に上空で旋回。数十分間の間、この光景が繰り広げられました。辺りは暗くなり始めて、もう全てのツバメ達が寝床に入っただろうと思っていましたが、まだまだたくさん飛んでいることに驚きました。

上弦の月、明るい金星と木星・火星・土星が輝く空に、ツバメたちが旋回、乱舞し葦原に消えていく姿は、流れ星のようで、素晴らしい天体とつばめの饗宴でした。探鳥会にはあまり興味のない母も、とても感動していました。日々どんなに忙しくとも、自然に親しむ心の大切さを感じました。また、あの小さな体で勇敢に海を渡り、私達に素晴らしいショウをみせてくれるツバメやたくさんの野鳥達、探鳥会の醍醐味をいつも教えてくださるリーダーの皆様に改めて感謝の思いで一杯です。いつもありがとうございます。

今回、初めての鳥見隊に参加された方々も感動されたことと思います。これからの探鳥会も楽しみに参加したいと思っています。そして、もっともっと野鳥に親しむ方が増えることを願っています。

参加リーダー:松岡三紀夫、田中 宏、福嵜隆司、藤村はるえ、伊森三鈴、河口和代、川相美和子、田村暢邦、田村貴子、上村 賢

当日配布資料

はじめての鳥見たい(隊)! in 大阪城公園 5月月3日(日):天候/晴:参加者/98名:観察種/26種:鳥合わせ

お天気が心配でしたが、雨の予報から曇りのち晴れと変わり絶好のバードウォッチング日和となりました。参加者は82名の大勢となりましたので、7班に分かれ、それぞれ好きなルートで回ってもらいましたので、班によって観察された野鳥の種類は13種から21種とばらつきが有りましたが、サンコウチョウは全員観察出来て、皆さん大喜びでした。

参加リーダー:北井(興和)、上村、中島、福さき、宮脇、浅野、杉田、吉田、西野、藤村、山崎(百)、伊森、林、杉本、河口、松岡